オールドツァイス 15x60

毎度です。今日は思いっきり平日ですが、10月の土日に出勤していたので、その代休を取ってお休みしています（笑）。わはは。でも、昼からちょっと用事があるので、そのためにお休みを取っているという事情もありますが。

ちょっと時間があるので小ネタをひとつ。僕の幼なじみが最近お金の使い方にブチ切れまして（汗）、ツァイスの双眼鏡を複数台ヤフオクで落札しまくって（大汗）、挙句の果てには五藤光学の125mm屈折望遠鏡を購入してしまう暴挙に出て（超大汗）、先日はテレビューのイーソスを4本買ったなどと連絡がありまして（超々大汗）、お金が無くてね～なんてぼやいておりました。そりゃあ無くなるだろうよ、ってツッコミはさておき、その幼なじみから落札した双眼鏡の一台をお借りしたのでご紹介いたします。

お借りしたのはオールドツァイスの 15x60 です。

なかなかクラシックなお姿ですが、この年になるとポロ双眼鏡を見ていると落ち着きますな。

でも、幼なじみに言わせると、貴重なのは双眼鏡本体ではなくて、このケースなんだそうです。

本革製のしっかりしたケースです。おじいさんの部屋でかぐようななつかしい香りがします。確かに貴重かも。

レンズはモノコートのようです。

少しシミが見えますが、絶対にレンズは拭くな、と言われているので、ホコリをブロワーで吹き飛ばす程度のメンテをしております。

接眼部を覗くとひとみ径は真円を描きます。

十分に大きなプリズムを使用しているようです。

こいつで夜空を見上げると、スゴイです。迫力が違います。僕はヒノデの6x21 S1を使っていますが、口径が60mmとなると見える星の数が違います。ぎょしゃ座の M36、37、38 が S1 では見えないことが多いのですが、15x60 だと楽に見ることができます。しかも倍率が高いので、コイツでプレアデス星団やオリオン大星雲を見ると迫力満点です。しかも見かけ視界が60度ほどある広角タイプのようで、夜空を見ていて感動します。ずっと見ていたくなる魅力を持った双眼鏡です。

…ただ…超重い（苦笑）。2 kg は無いとのことですが、1.5 kg ぐらいはあるそうで、星空散歩は10分が限界です。しかもアイレリーフが短くメガネをかけたままでは覗けないので、仕方なくメガネを外して見ているのですが、目標を視野に入れるのがひと苦労（涙）。この手の双眼鏡はやはり三脚が必要です。そうすれば手ブレの影響も無くなって、すばらしい星空を堪能できそうです。

でも…僕ならいらないかな（爆）。ただ、21mm の口径では夜空を楽しむには少々役不足なので、もう少し口径の大きな双眼鏡が欲しいなぁ、とは思っています。ヒノデからは　8x42 D1 なんて機種も出てきているので、お金の様子を見ながら（汗）考えていきたいと思います。

さて、昼からはすこし出かけます。ではまたっ。