ファインダーのOリングを交換したった [天文]
私は望遠鏡のファインダーとして、笠井トレーディングの8x50mm対空正立ファインダーを使っております。
このファインダー、お値段は1万円とかなりお安いのですが、正立アミチプリズムの精度がイマイチとか、アイレリーフが短くてメガネをかけて覗くと全視野が見えないとか、ファインダー支持脚のファインダー固定部分がヤワで毎回調整が必要とか、色々欠点はあるのですが、とにかく安くて、星の導入という最低限の役割はきちんとこなしてくれておりました。
そんなファインダーだったのですが、少し前にファインダーの対物レンズ側の支持の役割をしていたOリングが切れてしまいました。
まぁOリングが無くても導入はできるのですが、望遠鏡の中心部が一致しないので、交換することにしました。
笠井トレーディングに直接問い合わせようかと思ったのですが、切れたOリングを測ってポチることにしました。測ってみると、Oリングは規格もののS-48(S規格、線径2mm、内径47.5mm)だったので、それを注文しました。
注文したのは桜シール(株)という会社のOリングで、まぁご丁寧な梱包でびっくり。なかなかいい会社のようです。
来たのはこんなOリング。
元々付いていたのはNBR製のようでしたが、頼んだのは対候性を重視してシリコン(VMQ-70、赤色シリコン)にしてみました。
取りつけてみました。
ちょっと見えにくいのですが、ちゃんと赤色のシリコンリングが収まっています。これで少しは安定してくれるでしょう(苦笑)。
さて、お次は苦闘のネオワイズ彗星のお話を書こうかと思ってます。ではまたっ。
このファインダー、お値段は1万円とかなりお安いのですが、正立アミチプリズムの精度がイマイチとか、アイレリーフが短くてメガネをかけて覗くと全視野が見えないとか、ファインダー支持脚のファインダー固定部分がヤワで毎回調整が必要とか、色々欠点はあるのですが、とにかく安くて、星の導入という最低限の役割はきちんとこなしてくれておりました。
そんなファインダーだったのですが、少し前にファインダーの対物レンズ側の支持の役割をしていたOリングが切れてしまいました。
まぁOリングが無くても導入はできるのですが、望遠鏡の中心部が一致しないので、交換することにしました。
笠井トレーディングに直接問い合わせようかと思ったのですが、切れたOリングを測ってポチることにしました。測ってみると、Oリングは規格もののS-48(S規格、線径2mm、内径47.5mm)だったので、それを注文しました。
注文したのは桜シール(株)という会社のOリングで、まぁご丁寧な梱包でびっくり。なかなかいい会社のようです。
来たのはこんなOリング。
元々付いていたのはNBR製のようでしたが、頼んだのは対候性を重視してシリコン(VMQ-70、赤色シリコン)にしてみました。
取りつけてみました。
ちょっと見えにくいのですが、ちゃんと赤色のシリコンリングが収まっています。これで少しは安定してくれるでしょう(苦笑)。
さて、お次は苦闘のネオワイズ彗星のお話を書こうかと思ってます。ではまたっ。
部分日食観望記(その2・ぎり観望できた編) [天文]
さて、いよいよ日食当日です。しかし、空模様はというと…
どんよりとした曇り空。太陽なんて見えません。雨の心配は少なそうでしたが、なんか期待できないかも…と暗澹(あんたん)たる気持ちになりました。
しかし、それにもめげず、お昼過ぎには望遠鏡を引っ張り出して、準備を整えました。
さすがに目立っていたようで、通りがかりの人たちに「すごいですねぇ」と言われました(笑)。
そういえば、ついでにこんなのも作りました。
ソーラーフィルムの端切れで作った日食メガネです。同じ大きさに厚紙を2枚切って、フィルムを挟んで張り合わせるだけで、簡単に作れます。
さて、日食が始まったのですが、お天気は相変わらずの…
太陽の光芒こそ見えるものの、欠けた様子なんて見えません。これはあきらめざるを得ないのか…と思っていたら、
食の最大の時間を超えたあたりから、西の空の雲が切れ始めて、これ期待できるかも、と思って待ち続けて、食が終わる20分前、ようやく雲が切れて…
欠けた太陽を見ることができました!嫁さんも呼んで見せてあげたら、とても喜んでおりました。良かった良かった。
てなわけで、無事に日食観望は終わりました。次に日食が見られるのは2030年。しかも、2035年まで生きて(!)待てれば、日本で皆既日食が見られます。これは見に行くしかありません。それまで楽しみにしていきたいと思います。
さて、次はファインダーのお話でもしますかね。それでは、またっ。
どんよりとした曇り空。太陽なんて見えません。雨の心配は少なそうでしたが、なんか期待できないかも…と暗澹(あんたん)たる気持ちになりました。
しかし、それにもめげず、お昼過ぎには望遠鏡を引っ張り出して、準備を整えました。
さすがに目立っていたようで、通りがかりの人たちに「すごいですねぇ」と言われました(笑)。
そういえば、ついでにこんなのも作りました。
ソーラーフィルムの端切れで作った日食メガネです。同じ大きさに厚紙を2枚切って、フィルムを挟んで張り合わせるだけで、簡単に作れます。
さて、日食が始まったのですが、お天気は相変わらずの…
太陽の光芒こそ見えるものの、欠けた様子なんて見えません。これはあきらめざるを得ないのか…と思っていたら、
食の最大の時間を超えたあたりから、西の空の雲が切れ始めて、これ期待できるかも、と思って待ち続けて、食が終わる20分前、ようやく雲が切れて…
欠けた太陽を見ることができました!嫁さんも呼んで見せてあげたら、とても喜んでおりました。良かった良かった。
てなわけで、無事に日食観望は終わりました。次に日食が見られるのは2030年。しかも、2035年まで生きて(!)待てれば、日本で皆既日食が見られます。これは見に行くしかありません。それまで楽しみにしていきたいと思います。
さて、次はファインダーのお話でもしますかね。それでは、またっ。
部分日食観望記(その1・準備編) [天文]
超お久しぶりです。久しくしていた間に、SSブログの運営がSo-netからシーサーって会社に事業譲渡されたりと、色々あったようです。
ですがまぁ、ぼちぼちやっていこうかな、と思っております。
というわけでいくつか振り返りますが、まずは部分日食です。ちょっと長いので、「準備編」と「ぎり観望できた編」の2部に分けたいと思います。
6月21日に、日本では久々の部分日食が見られました。実は次に日食が見られるのが2030年!と10年も先になるので(汗)、ここは気合を入れて見ておこう、ということで、しっかり準備をして見ることにしました。
まずは望遠鏡で見られるようにしないといけないので、国際光器でバーダープラネタリウム社のアストロソーラー太陽フィルターをポチって購入しました。
ポチったのが1週間前の6月14日で、この時はちゃんと在庫があったのですが、週の中頃になると在庫切れとなっておりました(汗)。
ブツは厚紙の筒に入れられて送られてきました。
封を開けるとこんな感じでした。
シールのアップ。中華製ではあまり見られない演出です。ちなみにドイツ製です。
広げてみると、超薄手のアルミホイルのよう。
ただ、強度はアルミホイルの比ではなく、簡単に破れるようなヤワな物ではありませんでした。買う前は強度を心配していたのですが、とがった物で突き刺すなどしない限り、破れる心配は少なそうです。
日食前日の20日(土)に製作を行いました。厚手の画用紙を加工して、望遠鏡につけられるようにしました。写真はまだ製作途中で、仮に付けてみた様子です。
望遠鏡はスコープテックのアトラス80。私が買った時は4万円を切っていましたが、今は4万円を超えています。
試しに太陽の写真を撮ってみました。
なんか白い丸しか写っていません。あれ?黒点は?と思って調べてみたら、どうやらこの頃は太陽表面に黒点は現れていませんでした。今年は極小期に当たるようです。
続けてGINJI-200N用のも製作して、この日は終了しました。
次は「ぎり観望できた編」に続きます。ではまたっ。
ですがまぁ、ぼちぼちやっていこうかな、と思っております。
というわけでいくつか振り返りますが、まずは部分日食です。ちょっと長いので、「準備編」と「ぎり観望できた編」の2部に分けたいと思います。
6月21日に、日本では久々の部分日食が見られました。実は次に日食が見られるのが2030年!と10年も先になるので(汗)、ここは気合を入れて見ておこう、ということで、しっかり準備をして見ることにしました。
まずは望遠鏡で見られるようにしないといけないので、国際光器でバーダープラネタリウム社のアストロソーラー太陽フィルターをポチって購入しました。
ポチったのが1週間前の6月14日で、この時はちゃんと在庫があったのですが、週の中頃になると在庫切れとなっておりました(汗)。
ブツは厚紙の筒に入れられて送られてきました。
封を開けるとこんな感じでした。
シールのアップ。中華製ではあまり見られない演出です。ちなみにドイツ製です。
広げてみると、超薄手のアルミホイルのよう。
ただ、強度はアルミホイルの比ではなく、簡単に破れるようなヤワな物ではありませんでした。買う前は強度を心配していたのですが、とがった物で突き刺すなどしない限り、破れる心配は少なそうです。
日食前日の20日(土)に製作を行いました。厚手の画用紙を加工して、望遠鏡につけられるようにしました。写真はまだ製作途中で、仮に付けてみた様子です。
望遠鏡はスコープテックのアトラス80。私が買った時は4万円を切っていましたが、今は4万円を超えています。
試しに太陽の写真を撮ってみました。
なんか白い丸しか写っていません。あれ?黒点は?と思って調べてみたら、どうやらこの頃は太陽表面に黒点は現れていませんでした。今年は極小期に当たるようです。
続けてGINJI-200N用のも製作して、この日は終了しました。
次は「ぎり観望できた編」に続きます。ではまたっ。