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郷山に登ってきました [登山]

毎度です。今日のテーマは登山です。最近は新型コロナウイルス(Covid-19)による自粛の拡大によって、登山も自粛の動きが広がっています。その中で登山に行くことについては議論が分かれると思いますが、今回は登山に行ってきました。

登山を自粛する理由としては、まず山小屋での3密を防ぐ目的があります。ご存じの方も多いと思いますが、ハイシーズンの山小屋はまさに3密の極致で、誰かひとりでも感染者がいると、あっという間に広がる可能性があります。

次に人気の山域での3密を防ぐことです。一番わかりやすいのが高尾山だと思いますが、初詣もびっくりの人の多さで、そこでも誰かひとりでも感染者がいると広がる可能性があります。

今回行った郷山は、地元でも超マイナーな山になります。実際今日は誰にも会いませんでした。しかも今日はリスクを負って単独行で登りました。この程度のリスクだと感染の可能性は低いでしょうし、誰かに移してしまう可能性も低いでしょう。

この程度のリスクなら、まだスーパーに買い物に行く方がリスクは高いでしょう。ただ、外出すること自体をリスクとする考え方もあります。そのあたりを勘案して、それぞれが十分気をつければいいのかな、と思ってます。なんか論理としてまとまっていないような気がしますが、今回はこの辺で。

というわけで、郷山です。この山は新居浜市内にある山で、標高は三角点の一番高いところで255.1mになります。今回はこの三角点を目指しました。

午前7時30分過ぎに、平尾墓苑の近くの林道から入山しました。入り口にはチェーンがかかっていましたが、その理由は、
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不法投棄です。これを防ぐためにチェーンがかけられておりました。

初めての山だったので道の状態がわからなかったのですが、整備されているとは言えないものの、道は比較的明瞭で、地勢調査の時にテープ等も貼ってくれていたようで、地図さえ持っていれば大丈夫でしょう。ただし、地図がなければ迷うこと間違いなしです。ご注意を。

登っているとツツジが花を咲かせておりました。
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そうこうして登っていくと、今時珍しいマイクロ波の反射板が設置されておりました。
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低山なので展望はほとんどないのですが、このマイクロ波の反射板の所は比較的視界が開けており、展望が楽しめました。
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しかし、この反射板の場所はまだ道半ば。標高は242m、三角点までは水平距離で約400mほど。しかし、国土地理院の25,000分の1の地図には道があるのに、見たところ道が見当たりません。仕方なくブッシュをかき分けて進むことにしました。これが後の悲劇につながることになります。

地図を頼りに強引に歩みを進めて、三角点まで残り100mほど、標高250mの地点まで来たのですが、この先はブッシュも深く、どう見ても進むのは難しそう。装備も最低限の日帰り装備だったので、ここまでとしました。そこから見た目的地の姿はこちら。
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奥の森のピークが目的地です。ナタなどの道を切り開くツールと、けがを防ぐ服装だったらチャレンジしましたが、それでも1時間ぐらいはかかりそう。

引き返して10分ほどでしょうか。なにやら周りの様子がおかしい。どうやら道に迷ったようです。行きには通らなかった沢が見え、周りのブッシュが深く、傾斜もきつく、ヤバい状況です。

iPadを取り出して、「ジオグラフィカ」で現在位置を確認すると、行きに通ったルートから数十メートルほど西に来ているようです。

ヤバいなぁ…と声を出しながら水を飲もうとすると、水が無い!ブッシュをかき分けて進むうちに、リュックのサイドポケットに入れていた水をどこかに落としてしまったようです。これはマジでヤバい。この先1時間以上道のりが残されているうえに、気温も上がってきていて汗をかきやすくなっています。最悪の場合脱水状態となり、熱中症で動けなくなると、本当に遭難してしまいます。

こういう時の最善の方法は、元の道に戻ることです。地図を頼りに東に向かって強引に登りを進めていくと、テープが見え、行きに通った道に戻ることができました。まずはひと安心です。

しかし、水が無いのが問題です。のども乾き始めており、脱水状態は確実に進んできています。無駄に疲労しないようにピッチを落とし、ゆっくりと歩みを進めること1時間10分後…

ゴールにたどり着きました!今回は本当にヤバかったです。今回の反省点は、

・低山だからとナメてかかっていた。
・すぐに帰られるだろうと、水を1リットルしか用意せず、しかも途中で無くしてしまった。予備の食料も無し。
・道なき道を強引に進みすぎた。

といったところでしょうか。幸いGPSなどで現在位置は正確に把握できていたので、適当に歩みを進めてにっちもさっちもいかなくなるようなことにはならなかったのは、不幸中の幸いでした。

ということで、今回はいい経験をしました。低山でも山をナメてはダメです。北アルプスに行くのと同じくらい準備、下調べをし、チャレンジするべきでした。特に今回は初めての山。気軽に行ってはダメだったのです。次にいつ山に向かうのかはわかりませんが、今回の反省を生かして、楽しい山歩きをしたいと思います。

さぁ、明日はStay Homeになりそうです。録画したゴッドファーザーPart 2でも見ようと思ってます。それでは、またっ。
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石鎚山に登ってきました [登山]

毎度です…って、1か月以上たってるやん(汗)。ここは気にせずスルーで(大汗)。

てなわけで、1週間ほど前に石鎚山(1,982m)に登ってきました。日本百名山のひとつで、ご存じ西日本の最高峰です。山に登ったのはなんと2年5か月ぶり(!)になります。

ルートは土小屋から楽をしようかと思ったのですが、土小屋まで車では遠いのと、やはり成就社で御参りをしてから行こう、ということになって、いつもの同僚と一緒に石鎚ロープウェーに向かいました。

朝の8時前にロープウェー乗り場近くの駐車場に着くと、なにやらたくさんの車が停まっています。この日はお休みで、しかも秋の紅葉の時期に当たるので集まってきたのでしょう。車のナンバーを見ると県外からもたくさん来ておりました。

準備をしてロープウェーに乗って、8時30分頃から登山を開始しました。以前登った時に熱中症になった反省から、成就社までの登りはゆっくりと、成就社から長い下りになる八丁坂もゆっくりと下って、登りに転じてからもピッチを上げずに、時間をかけて登っていきました。

急坂を息を切らせて登って、試し鎖を登らずに無理せず巻道を回って夜明かし峠まで来ると、石鎚の雄姿が目に飛び込んできました。
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紅葉の進み具合はいまひとつでしたが、急峻な石鎚北壁も目に入り、俄然テンションアップです(笑)。

そんなこんなで鎖はすべてパスして、標準タイムまぁまぁオーバーの11時半頃、石鎚神社頂上社がある弥山(みせん、1,972m)に到着しました。着いてみると…
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人でいっぱい(驚)。さすが西日本最高峰。人気があります。

なんとか地べたに座って昼食をとってひと息ついて、どうやら体力も残ってそうだということで、久々に天狗岳にチャレンジすることにしました。

天狗岳へのアプローチ口に行ってみると、
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監視人(写真中央で立ってる人)がいて、登山者に指示を出しています。何かと思って聞いてみると、以前あった安全な巻道が今は通れなくなっていて、北壁上部のナイフリッジ状のルートを行かなければならないので、その監視と交通整理をしているとのこと。

マヂですか(汗)。一瞬やめようかと思ったのですが、せっかくなのでチャレンジしました。

行ってみるとまぁまぁヤバい。ルートから撮った写真ですが、
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これだけだと大したこと無さそうですが、この写真をよーく見てみると…
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一歩間違えば確実に死ねそうな所です。緊張感を持ちつつ、かつリラックスを心がけながらルートを進んで、お昼の12時に天狗岳(1,982m)に到着しました(写真は割愛します)。

登ったら、次は同じルートを引き返します。行きも帰りもヤバいことに変わりはありません。
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最後の弥山直下はこんな感じ。
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北アルプスではよく見られる鎖場です。露出感はありませんが、下りは足元が見えにくくて怖さを感じます。下る場合は顔を山側に向けて、足場をしっかり確保したら、鎖や岩をしっかり持って体を離して、足元を確認しながら下りるのが、安全に下るコツです。山側を背に下ったり、必要以上に鎖や岩肌にしがみつくと、かえって危険です。天狗岳に向かわれる方は、リスクをしっかり把握して、無理だと思ったら向かわない方が無難です。行かれる方は十分注意して下さい。

てなわけで、久しぶりの登山は無事に終えたのですが、筋肉痛がヤバすぎ。3日間ほどは椅子から立ち上がるのも大変でした(苦笑)。でもまぁ、やっぱり山登りは楽しいので、雪が降る前にまた行きたいと思っています。さて、どこ行きますかね。

次はドラムの話を書く予定です。シンバルとフットペダル、買ったので。ではっ。
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西赤石山に登ってきました2016 [登山]

さて、今年も2014年昨年2015年に引き続いて西赤石山に登ってきました。メンツはいつもと同じ会社の同僚です(笑)。といっても登ったのは一週間前だったりしますが…(汗)。

8時前に東平(とうなる)に着いてみると…
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めちゃめちゃ車が停まっています(驚)。しかも山登りツアーで来たと思しき小さめのバスまで停まっているではありませんか(驚)。この時季は山頂付近のアケボノツツジが咲く頃なので、それを目当てに大勢の登山客が来るのですが、それにしても多すぎです。ま、僕らも人のことは言えませんが…(笑)。

とりあえず例年通り一本松と兜岩経由のルートを選択して登り始めて10時20分過ぎ、兜岩山頂に到着しました。そしたらまぁ…
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人、多すぎ(苦笑)。西赤石山山腹の写真すら撮れません。しばらく待っているとなんとかスペースが空いたので、山腹に咲くアケボノツツジの写真を撮りました。
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3年目にしてまずまずの咲き具合でした。しかしここは岩場の上。下を覗きこむと…
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まぁまぁな高度感。同僚は「絶対に押すなよ!」と言っておりました。押すと大変なことになるので、熱湯風呂のようには押しませんでしたが…(爆)。

兜岩を後にして、最後の急坂を息を切らせて登り切って10時45分、西赤石山山頂(1,626m)に到着しました。頂上からは、
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アケボノツツジを前景に石鎚山の姿もくっきりと見ることができました。

頂上でお昼を食べて11時45分、下山を開始しました。頂上直下から兜岩を見てみると、
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人、多すぎ(苦笑)。それにしてもこの日は人が多かったです。20人くらいの団体様ともすれ違いました。田舎の山といえども人気があるんですね~。

銅山越えではツガザクラを見ることができますが、今年は、
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ちょうど咲き初めでした。昨年はキレイに咲いていたんですけどね。

というわけで、今年の西赤石山登山は無事に終了しました。梅雨の前にもう一度どこかに登りに行きたいですね。

昨日の夜は見ごろの火星を望遠鏡で見てみましたが、その前にアイピースの掃除を行いました。最近木星などの明るい対象を見ると、どのアイピースを使ってもぼうっと周りに光芒がまとわりついていて、対物レンズの汚れかなぁ…と思っていたのですが、アイピースを電球に向けてみると超汚れていたので、コレが原因かと思われたからです。掃除をしてみた結果がこちら。
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真ん中はそれなりにキレイだけど、周辺、汚ねーな(苦笑)。ま、周辺は映像に直接の影響は少ないので、真ん中がきれいになっていればいいはずなので、ヨシとしました。

そして掃除した後に木星を実際に見てみると…おぉ、光芒が消えてなんかコントラストが上がってよく見えているような気がします(苦笑)。原因はコレか。縞模様がくっきりと見えます。期待を込めて火星に筒を向けてみると…

おおっ、なんか模様みたいなものが見えました!赤い球体に少し黒い模様が南西側に走っています。意外と見えるもんなんですね~(笑)。長焦点屈折望遠鏡は惑星に強いのですが、性能がそれなりに発揮されると見えますね~。火星は今月22日が衝で見ごろを迎えておりますので、すぐ近くにいる土星と合わせてご覧になられてはいかがでしょうか。

さて、休みも終わって明日から仕事です。なんかやらなくちゃいけないことが多くてめげますが(涙)、ま、ぼちぼちがんばりますか。それでは、またっ。
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奥穂高岳登山 番外編 その2 [登山]

毎度です。お久しぶりです。はや9月です(汗)。さぁ、本題に行きましょう(大汗)。

奥穂高岳登山からはや1か月たちますが…早いもんですな。その時に同行していた同僚が撮っていた写真が手に入ったので、その中から印象的な写真をピックアップして紹介します。

まずは1枚目。登山1日目に体調を崩してずっと寝ていたのですが(汗)、その時に外で見られた光景です。
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雲に煙る前穂高岳です。うーん、高山らしさが伝わってきます。同僚から、「外は晴れていい景色が広がっているぞ」との進言を得ていたのですが、とても見られる状態ではなかったのです。残念(涙)。体力つけないといけないですね。

次は2日目の朝に見られたご来光。
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自分も撮っとけばよかったです(涙)。朝のしとやかで、静かな凛とした空気感が伝わってきます。

お次は奥穂高岳登山の核心部を真下からとらえた1枚。
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写真の最上部に小さくハシゴが写っています。そこが核心部になります。こうして見るとおっかないですな(汗)。実際には足元もしっかりしているので、高度感にさえ負けなければ大丈夫なのですが、そうは言っても落ちたら死ぬとなれば怖いですよね。三点支持をしっかりと守って、怖さを感じながら、かつ冷静に通過できる技術と精神力を身に着けたいですね。

その核心部を通過して、息を切らせながら登るワタクシです。
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体力が無くてかなりのスローペースで登っておりました(大汗)。ザックはオスプレーのエクリプス42、登山靴はスカルパのキネシスMFです。ケガ防止と日焼け防止のために着ている長袖の服、はユ〇ク〇で10年以上前に買った綿と化繊の混紡の安物です(笑)。登山用の衣服は当時も今も変わらずお高いので(苦笑)安物を買ったのですが、さすがに暑いし速乾性などの機能も劣るので、そろそろ機能性に優れた服を買おうかと思っています。ユ〇ク〇がドライ生地で安くて軽い長袖の服を出してくれれば即買いなんですけどね~。出してくれないかな。

最後は上高地の徳沢で同僚が食べていた焼き飯です。
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徳沢では、ウワサではカレーよりもこっちの焼き飯の方が有名なんだとか。次はこっちを食べてみようかな。

ということで番外編その2は以上です。なんか写真を眺めていると、また山に行きたくなってきちゃいますね~(笑)。会社の後輩の中には「山に登るなんてありえない」なんて言う輩もいますが、きついし、風呂には入れないし、危ないし、いわゆる3Kな登山ですが(笑)、現実を忘れて山の世界にどっぷりと浸かるあの時間は、僕にとって必要なものになっているような気がします。心をリセットしているのかもしれません。だからまた行くと思います。さて、次はどこに行こっかな(爆)。

今日は雨。さて、昼から何しますかな。それでは、またっ。
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奥穂高岳登山 番外編 [登山]

さて、奥穂高岳登山の番外編です。張り切っていきましょう(空元気)!

さて、冒頭の1日目で「宿泊費削減のために松本市内に泊まった」と書きましたが、確かに宿泊費は削減されました。上高地に泊まるとオンシーズンでは1万5千円は下りませんが(オフシーズンだと1万円以下でも泊まれます)、松本市内のビジネスホテルだと素泊りで6千円です。上高地の1泊分の料金で2泊分です。しかし…

飲食費、かけすぎました(爆)。登山前の1泊目はほどほどに抑えたのですが、下山した日の2泊目で飲み食いし過ぎまして、軽く1泊分が飛んでいきました(驚)。わはは。笑いごとじゃないか。帰ってから嫁さんに白い目で見られてしまいました。とほほ(涙)。

あと、槍ヶ岳登山の時には驚くほどいた韓国人が、穂高岳方面にはまったくいませんでした。上高地にはたくさんいて、横尾でも大勢の韓国人を見かけたのですが、涸沢ではひとりも会いませんでした。

そういえば、と思ったことがあります。槍ヶ岳山荘には大勢の韓国人がいましたが、槍ヶ岳の山頂に登る韓国人はほとんどいませんでした。もしかしたら彼らは安全な山登りはするけど、危険な山登りは敬遠する傾向があるのかもしれません。そう考えると、一般的に「危険」と言われる穂高連峰を敬遠しても不思議ではありません。穂高連峰は山頂へのアプローチルートから危険な個所を通りますからね。今回上高地で見かけた彼らは、おそらくほぼ全員槍ヶ岳に向かったのでしょう。ということで、静かな山行を望む人は…(以下自主規制)。

前の記事で、7月中に槍・穂高エリアで亡くなった人が2人もいる、と書きましたが、亡くなったのは2人ともいわゆる高齢者でした。今回登ってよくわかったのですが、一般的な登山ルートとされる涸沢からザイテングラートを経由して奥穂高岳山頂に至るルートですら、一歩間違えれば死に至る箇所がたくさんあり、体力も使います。登山2日目の下山中の12時半ごろ、ザイテングラートの取り付きでダウンしていたおばさまがいて、どうやら登っている途中だったようで、旦那さんと思われる人に、「もう無理だろう。下りるぞ」と諭されていた場面に遭遇しました。おばさまは「…いや、登るっ」と強気に言っていましたが、ダウンしたままだったので無理なのは明らかでした。

ここで実感したのは、技術、体力が伴っていない登山者は穂高連峰にチャレンジしてはいけない、ということでした。僕もそれに少しあてはまるのでまずいのですが(汗)、高齢者は難しいと思います。穂高連峰はゆっくり登れば確実に頂上に着ける山ではありません。登攀が困難な個所もクリアしなければいけません。中高年の方は昔取った杵柄ではなく、今の自分の技術、体力を客観的かつ冷静に見て、穂高連峰にチャレンジしていただきたいと思います。

長くなりましたが…体力の無さという課題は残りましたが、今回の奥穂高岳登山は充実した登山を楽しめたと思います。次は剣岳だ!と言いたいところですが、例のアウトドアショップの店長さんにそのことをメールで伝えると、

「剣岳は槍・穂高とは比べものにならないくらい危険度、困難度がアップします。体力も使います。ヘルメット、軽量ハーネスを持参し、できれば経験者を同行しての登山をオススメします。」

との返事が返ってきました(汗)。うーん、剣岳は甘くないか…ま、来年行くわけではないので、じっくり検討したいと思います。

おっと、もう夜中の2時やん(驚)。もう寝ないと。それでは、おやすみなさい。
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奥穂高岳登山3日目 [登山]

さて、長かった奥穂高岳登山も最終日です。あまり更新を長引かせてもアレなので(汗)、先を急ぎましょう(爆)。

3日目の朝です。前夜は夜中の2時に起きて夜の涸沢を眺めていたりしましたが、4時に起床してモルゲンロートを堪能しました。
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モルゲンロートを堪能した後、朝食を食べてから身支度をして、この日は6時10分に涸沢小屋を出発して上高地を目指します。涸沢小屋を出て涸沢カールの雪渓の真ん中まで来てみると…
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景色が素晴らしすぎて涙が止まりません(ウソ)。ま、涙はウソにしても(笑)、景色がメチャメチャキレイなことにウソはありません。この日も素晴らしいお天気で、この日に登った人も山頂では素晴らしい眺めを堪能できたことでしょう。

雪渓からお世話になった涸沢小屋を望みます。
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お風呂がないことを除けば、トイレもきれいだし、建物そのものもキレイで快適な山小屋生活を過ごせました。次に来た時もまた泊まろうかな。連泊するとお安くなるし…(止まった理由がそれだったりしますが)。

雪渓からは昨日登ったルートが一望できました。
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ほんの少し寄り道をして、涸沢ヒュッテの方に寄ってみました。涸沢ヒュッテには長野県警の詰め所があるのですが、そこには穂高・槍エリアの事故数が掲示されていました。
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7月の一か月間だけで2人もの死者が出ているとは驚きでした(汗)。それほど危険な地域ということなんでしょう。山は危ない所と意識し、自分の技術、体力を過信しないことを肝に銘じた瞬間でした。涸沢ヒュッテからは涸沢小屋からは見えない北穂高岳を望むことができました。
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うーん、なかなか魅力的(笑)。いつかは登ってみたいものです。涸沢ヒュッテからの眺めは前穂から奥穂、涸沢岳などを一望できて素晴らしくキレイでした。
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こっちに泊まってみようかな、とも思ってしまいます(笑)。

そんなこんなで涸沢での眺めを堪能した後、後ろ髪をひかれる思いで涸沢を後にしました。どんどん下りながら後ろを振り返っては、涸沢の写真を撮りまくりました(爆)。
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次はいつこの景色を眺められるのかな。

どんどん歩いて9時5分、横尾に到着しました。
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登る時はこの横尾大橋は「天界への入り口」だったのですが、下りでは「俗世への入り口」でした。世俗のしがらみや苦しみを忘れ、山で思いっきり楽しんだ後、降りてきて上高地に着くと、現実に引き戻されてしまいます。僕にとって上高地は夢の始まりの場所であり、夢が終わる場所でもあるのです。この複雑な気持ち、北アルプスに来たことのある登山者ならわかってもらえるような気がします。

しかし、現実も悪くないものです。徳沢では…
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カレーをいただきました(笑)。メチャメチャうまい(笑)。ここ徳沢は食事やコーヒー、デザートなどの人気が高く、
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いつも人でいっぱいです。

なんだかんだ言いながら上高地も楽しんで12時5分、
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河童橋に到着して、本当の意味で奥穂高岳登山を完遂しました!長かったけど、病気あり(涙)、岩場あり、絶景ありで充実した登山でした。河童橋で登ってきた奥穂高岳を最後に目に焼きつけます。
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いつかまた来たいですね!

さて、登山記はここまでです。次回は番外編を書こうと思っております。それでは、またっ。
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奥穂高岳登山2日目 [登山]

毎度です。それでは前の記事に続いて奥穂高岳登山2日目です。

朝4時に起床して表に出ると、天気は快晴。常念岳がシルエットで浮かび上がっていました。
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奥のやや薄いシルエットが常念岳です。穂高連峰はまだ日に当たっていませんでしたが、
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朝の静かなひんやりとした空気の中、悠然とたたずんでおりました。

朝食を食べて準備をして、いよいよ出発です。
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朝の光がまぶしい。雲ひとつ無い快晴の中、5時50分に出発しました。

前日の反省からスローペースで登り始めたのですが、体調が完全には戻っていなかったのでしょう。かなりしんどい(汗)。足が出ないことはないのですが、後から来る登山者に次々と道を譲りながら(大汗)、ゆっくりとした歩みで登ります。

しかしまぁ…景色がキレイ。雲ひとつない空に奥穂高岳が映えます。
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涸沢岳、涸沢槍も登山雑誌で見たような姿で感動モノです。
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足元には5月の西赤石山で花を咲かせていたツガザクラがつぼみをつけておりました。
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早朝でまだ花が咲く前でしたが、涸沢槍の存在感は緑を前景にして圧倒的に目に飛び込みます。
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そんなこんなで写真を撮りながらゆっくりと歩みを進めて7時20分、ザイテングラートの取り付きに到着しました。おぉ、コースタイム通りやん。こんなゆっくりしたペースでいいのかと、認識を新たにした次第です(汗)。

ザイテングラートの取り付きからは常念岳が大きく見えました。
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さあ、ザイテングラートです。登山ガイド本やネットでは色々と書かれていますが、実際に登ってみるのは初めてです。どんなものかと登ってみたら…
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なかなか手ごわい。手を使わないと登れません(汗)。それでも序盤は両サイドを低木に囲まれているせいか、
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それほど高度感を感じません。それでも滑落したり、浮石を落としたりすると大ごとになるので、慎重に登ります。

しかし…中盤まで来て登っていくコースを見上げると…
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写真が小さくて分かりずらいのですが、岩壁に人が張りつきながら登っていきます(涙)。マヂかよ~と思いながらも、意を決して登り始めました。

その岩壁の途中から写真を撮りました。
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笑っちゃうほどおっかない(笑)。それでも少しずつ、慎重に登ります。

いつの間にやら上の方に見えていた前穂高岳が、自分のいる場所と同じ高さに見えました。
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そうこう登っていると、なんとか8時50分に穂高岳山荘に到着しました。少し時間がかかりましたが、落ちて怪我したり死んだりするよりはマシです。ここで少しひと息つきました。

しかし…これから登る岩壁を穂高岳山荘から見上げてみると…
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メチャメチャおっかなそう(怖)。写真に見えるハシゴを登り切った一番上の人は、このまま上に登るのではなく、鎖を頼りに右にトラバースするように移動します。落ちたら一巻の終わりです。マヂかよ~と思いながら、意を決して登り始めました。

登り始めて少しすると、先ほどの写真のハシゴ、鎖場に着きます。ここが奥穂高岳登山のいわゆる核心部でした。ハシゴは微妙に歪んで登りにくいし、鎖場も手がかり、足がかりに乏しくおっかない(涙)。しかも鎖場を過ぎてすぐ、足元が切れ落ちた場所で股間に谷底を見ながらトラバースする岩の張り出しがあって、マヂかよ~と思いながらなんとか通過し、核心部をクリアすることができました。

しかし…ここからがまた長い(汗)。滑落の危険は減ったものの、ガレ場で足元が安定しません。つまづき、スリップは厳禁です。足元を慎重に見ながらぽてぽてと登ります。

ふと振り返ると、いつの間にか槍ヶ岳が頭を見せていました。
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2年前の登攀の記憶がよみがえります

さらに登るとジャンダルムの独特な姿が見えてきました。
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いつかは一般縦走路最難と言われる、奥穂高岳から西穂高岳までの縦走もチャレンジしてみたいですね。年齢的に難しそうですが…(汗)。

さらに登ってついに…
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10時10分、奥穂高岳登頂です!長かった~(涙)。しかしまぁ、あんなカタツムリのような歩みでもちゃんと着くんですね~(笑)。千里の道も一歩から、なんてよく言ったものです。

雲ひとつない快晴の中、3,190mからの360度のパノラマは格別でした。まずは槍ヶ岳方面。
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北アルプス中部、北部の山々が一望です。続いて常念岳、燕岳方面。
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次は双六岳、笠ヶ岳方面。
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ちょっと岩場がじゃまでよく見えませんね(汗)。続いて焼岳の向うに乗鞍岳方面を望みます。
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前穂高岳の稜線の向うに明神岳を望みます。
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起点の上高地が眼下に見えます。
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いやー、それにしても快晴の中の眺望は最高ですな(笑)。お弁当を食べながらゆっくりと堪能させていただきました(笑)。ひとつ難点だったのは頂上とされる祠のスペースが狭小だったことで、記念写真の順番待ちが長すぎ(苦笑)。ま、みなさん苦労して登ってこられているので、がまんしましょう。

ゆっくりと頂上からの眺めを堪能した後、10時45分に下山を開始しました。ガレ場なので慎重に下ります。そして例の核心部まで来ました。ここは登りながら「下りもヤバそうだなぁ…」と感じていたのですが、下りもやっぱり怖い(汗)。しかも登りの人とのすれ違いも重なってスペースなさすぎ(大汗)。慎重にすれ違いをこなして鎖の無い横方向のトラバース、そして鎖場、ハシゴの下降をこなします。岩、鎖、ハシゴを持つ手に力が入ります(汗)。そしてなんとか核心部をクリアし、11時30分に穂高岳山荘まで下りてくることができました。

しかし気を抜くことはできません。まだザイテングラートの下りが残っています。手を使いながら慎重に下ります。しかし、登ってくる時には見られなかったお花畑が広がっておりました。
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日が昇って花を咲かせたのでしょう。いっしょに下っていた別の男女の二人組もぱちぱち写真を撮りながら下っておりました(笑)。

そして12時25分にザイテングラートをクリアし、残りの登山道を下って13時30分、涸沢小屋まで下ってくることができました!奥穂高岳登山完遂です!(もっとも、涸沢からの下りは残っていますが…)

宿泊手続きを済ませた後は…
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ビールです(笑)。おつまみもつけました(爆)。痩せないはずです(苦笑)。ま、昨日は体調不良で飲めなかったので(汗)、ヨシとしましょう。

そして晩ごはんを食べて就寝したのですが、夜中の2時に目が覚めたので、表に出てみました。
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月夜が幻想的に山々を照らしておりました。テント場も、
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月夜の光で淡く見えておりました。

さて、3日目はひたすら上高地まで下ります。ではまたっ。
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奥穂高岳登山1日目 [登山]

お久しぶりです。夏も本番。超暑いです。外に出て歩いているだけで汗だくです(汗)。熱中症で倒れたり、最悪亡くなったりしている方もおられるので、みなさん十分ご注意を。

さて、先月の終わりから例の会社の同僚とふたりで奥穂高岳に登ってきました。なかなか大変で、おもしろい登山でした。

登山前日、今回は上高地には入らずに松本市内のビジネスホテルに泊まりました。理由は宿泊費の削減です(苦笑)。上高地に泊まると1万5千円以上かかりますが、ビジネスホテルだと素泊り6千円です(笑)。上高地も12年前は最低8千円くらいで泊まれたんですけどね。

せっかくなので観光してきました。
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松本城です。16時半頃行ったので、料金を少し安くしてくれました(笑)。

さて翌日。この日は始発のバスで上高地に向かいます。朝5時半の出発です。
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手前で写真を撮っているのは同僚です。この日は20人くらいがバスに乗り込んでおりました。

バスに揺られて1時間半、上高地に到着しました。バスを降りるとひんやりとした空気が気持ちいい。自然と気持ちが引き締まります。河童橋から目指す奥穂高岳を望みます。
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この日の天気は曇りのち雨。午後から天気が崩れる予報なので、登山届を提出して足早に出発しました。

7時半に河童橋を後にして、明神、徳沢、横尾と、コースタイムを少し上回るペースで歩きます。途中でお猿さんに出会いました。
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観光地とはいえ、上高地はさすがに自然度高いです。

10時10分、横尾に到着です。
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ここから横尾大橋を渡って、いよいよ本格的な登山になっていきます。橋にはこんな看板が。
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再び気持ちが引き締まります。

横尾大橋を渡ってしばらくすると屏風岩が圧倒的な迫力で迫ります。
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この日はやたらとヘリコプターが飛んでいて、どうしたんだろう、と不思議に思っていたのですが、家に帰ってニュースやらを見聞きすると、60歳過ぎのペアが屏風岩のクライミング中に宙吊りになって救助されていたところだったようです(驚)。

11時半、本谷橋に到着です。
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と、ここまでは順調というか、標準的なコースタイムをやや上回るペースで歩いてきたのですが、ただでさえ体力が無いのに無理をしたツケが回ってきて、ガクッとペースが落ちてメチャメチャしんどくなりました(涙)。

息を切らせながらゆっくり登って12時50分、涸沢のモレーンの底辺りに着いて涸沢ヒュッテがわずかに見えるところまで来ました。
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わかりにくいですね(笑)。しかし現地では笑うどころではなく、さらにペースが落ちて足が出ません(涙)。雪解け水が流れる沢沿いを一歩一歩息を切らせながら歩みを進めます。

カールの雪渓の底辺りまで来ると、またもやヘリコプターが涸沢ヒュッテのヘリポートに3回ほど離着陸を繰り返していました。
Hotaka10.jpg
この日はけが人やら病人やらが多かったようです。僕もヘリコプターで引き上げて連れてってくれ~なんて思ってしまいました(苦笑)。

泊まる涸沢小屋が近くまで見えるところまで来ました。
Hotaka11.jpg
しかし…足が出ません(涙)。一歩、一歩と歩みを進めて14時ちょうど、なんとか涸沢小屋に到着しました。本谷橋から2時間半、標準のコースタイムから50分遅れでした。前半飛ばし過ぎ(苦笑)。ペース配分の重要性と体力の無さを痛感した登りでした。

しかし…宿に着くと頭は痛いわ吐き気はするわで体調最悪(涙)。疲労と脱水症状、そして軽い高山病が重なったのでしょう。宿泊手続きを済ませて早々に布団で横になりました。まんま二日酔いです(涙)。涸沢小屋に到着してすぐに降り始めた雨も夕方にはあがって、素晴らしい景観が広がっていると同僚が教えてくれたのですが、外に出る気にまったくなりません(涙)。夕食もふた口ほど食べてすぐに布団に戻る始末です。

結局体調が良くなったのは夜の8時過ぎ。表に出ると月明かりに照らされた雪渓が幻想的でした。ずっと見ていたかったのですが、明日の奥穂高岳のアタックのことを考えて布団に戻りました。

散々な登山1日目は終わって、2日目は雲ひとつない快晴の中、奥穂高岳にアタックです。ではまたっ。
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いよいよ夏本番 [登山]

毎度です。いやー、台風通り過ぎて梅雨が明けたと思ったら、この暑さ。たまりませんな(汗)。まぁ、関東地方では気温が体温を超えているようですが、こちらはそれほどでもないのが救いです。それでも熱いな(誤字ではありません。イメージでは「暑い」より「熱い」です)。ま、熱中症にならないよう、気をつけていきましょう。

それでは恒例の過去振り返りを(苦笑)。前の記事でちょっとだけ予告した有名人。キーワードはコレ。

・愛媛県出身
・俳人
・某バラエティ番組で芸能人の俳句を辛口批評

おわかりですね(笑)。実際に会ってみると、まぁ普通に優しい(笑)。ま、今回のイベントは小学生辺りが対象だったので、辛口でボロカスに言うとアレですしね(笑)。基本的には子供たちには優しく接して、大人を落として笑いをとる、といったパターンでした(笑)。でも、さすがテレビに出ているお方はトークがお上手ですな。飽きさせずにきちんと2時間、楽しい時間を作りだしておりました。娘もちょっとは俳句に興味を持ってくれたかな。

その次の日は石鎚山に登山に行きました。一緒に行ったのは例の同僚です。実はもうすぐ北アルプスの奥穂高岳にチャレンジしに行くのですが、その前哨戦として登りました。

同僚はいい天気だから、と言っていたのですが、行ってみるとご覧のお天気。
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大雨(涙)。ま、この時期に筋肉に負荷をかけておかないと北アルプスで難儀するので、がんばって登りました。2年前に熱中症にかかった反省から、下りでもピッチを上げないようにしたり、登りでも意識して無理をしないようにしたりしたので、今回は標準コースタイムより少し時間はかかったものの、無難に登りきることができました。

しかし…あまりの雨と風の強さで寒かったので、お弁当を速攻で食べた後、早々に下山しました(涙)。ま、悪天候の中でもきちんと行動できたので、奥穂高岳もなんとかなりそうです。

庭のジューンベリーの木を見ていたら、イラガやらなにやら毛虫系がわいていたので、捕獲しました。
Imomushi1.jpg
Imomushi2.jpg
Imomushi3.jpg
あまりにもアレな画像だったので、モザイクかけました(爆)。

昨日はあまりにも虹がキレイだったので、撮りました。
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地上の風景は加工してあります。デジカメのデジタル広角処理は便利ですな。記録には重宝します。虹も見えたので、本当の梅雨明けといったところでしょうか。

さて、2355を見たので(笑)寝ますかな(眠)。それでは、またっ。
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西赤石山に登ってきました2015 [登山]

毎度です。今年も昨年に引き続いて西赤石山(1,626m)に登ってまいりました。メンツも昨年と同じ某同僚です。

この日は台風が近づいていて、数日前までの天気予報はあまり芳しくなかったのですが、いざ当日を迎えてみるととてもいいお天気でした。昨年は散々なお天気だったので、良かったです(笑)。

今年も昨年と同じく東平(とうなる、750m)から入山して、一本松から兜岩を経由して山頂に至るルートを登りました。

登り始めて兜岩までは林の中を登ります。
NA2015_01.jpg
この写真、ただの登山道のように見えますが、ここには40年ほど前まで線路がひかれていて、汽車が走っていたというから驚きです(驚)。

兜岩の手前まで来ると山頂が見えてきます。
NA2015_02.jpg
この日もアケボノツツジを見るのが目的のひとつだったのですが、ピークを過ぎていて山腹がピンク色に染まって…いなくて少々残念でしたが、昨年よりはたくさん咲いていて、見られて良かったです(笑)。

そして兜岩を超えて急な登り道を息を切らして登り切って、10時半前に無事に登頂しました。この日はお年を召した方々の団体が多くて、にぎやかな山頂でした。

天気がいいと眺めがいいですな(笑)。山頂から見た新居浜市です。
NA2015_03.jpg

山頂からは登山口の東平も望めます。
NA2015_04.jpg

高知県側の山並みです。
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笹ヶ峰(1,860m)、瓶が森(1,896m)、そして一番奥に西日本最高峰、石鎚山(1,982m)を望みます。
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最後に東赤石山(1,706m)です。右奥にちょこんと頭を出しているのが東赤石山です。
NA2015_07.jpg

山頂でおにぎりとカップラーメンを食べて、コーヒーを飲んでひと息ついて下山です。この日も来た道を引き返さずに、銅山越えから馬の背経由で下山しました。

銅山越えに来ると、うれしい光景が見られました。ツガザクラの花が咲いていたのです。
NA2015_08.jpg
ツガザクラは普通北アルプスなどの高山にしか生息していないのですが、ここ銅山越えはツガザクラの生息地の南限で、何気なく咲いているように見えて実は超貴重な植物だったりします。近年は登山者が増えて枯死することが多くなってきたそうで、ロープを張って立ち入らないような対策をしています。

ツガザクラの花のアップです。
NA2015_09.jpg
釣鐘の形をした白い花がキレイです。ちょっと山岳雑誌風に撮ってみました。
NA2015_10.jpg
ちょっと色合いがイマイチですが、カメラがカメラなんで、こんなモノでしょう(汗)。

そんなこんなで楽しんで無事に下山しました。お天気がいいと登山も楽しかったです(爆)。

さて、明日は夕方から仕事です。ふぅ。それでは、またっ。
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