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食品の放射線量を考えてみた

今日は朝から雨ですね~。春の天気は変わりやすとは言いますが、ここまでころころと変わるとは。でも、暖かくなってエアコンがいらなくなったのはいいことです。電気代、高いですからね~。東電のボーナスの平均額って130万円超えてるそうですよ。民間企業の倍は越えてるんじゃないでしょうか。僕のもらってる額の…倍ですよ。ふざけてます(怒)。給料削って電気代下げろ、と言いたいです。あ、原発の現場で働いている人の給料を下げる必要はないと思ってます。念のため。

原発の話が出ましたが…昨日NHKのクローズアップ現代で食品の放射線量の特集をやってましたが、放射線量を食品に表示したらまったく売れなくなった…そうです。しかもそれが数十ベクレルとかのレベルで。某大手のスーパーでは独自に検査して放射線が出ていないもののみを置いている、との徹底ぶりも紹介されていました。

なぜここまで放射線量に過敏なのか。それは放射線というものがどのようなものなのかわからないから、だと思っています。少しでもあったら体に悪いのではないか、少しでもあったらガンになってしまうのではないか、といった不安から、放射線量に対して過敏になっているのではないかと思います。

確かに、放射線は無いほうがいいに決まっています。体にいいものではないですからね。アルファ線やベータ線は体の細胞を直接傷つけますし、ガンマ線や中性子線は細胞内のDNAを傷つけ、破壊します。だから、無いほうがいいのです。

でも、自然界には放射線があふれています。そこに手のひらをかざしただけで、1秒間に1個の割り合いで宇宙線(放射線とほぼ同義)が手のひらを通り抜けると言われています。また、人体に必要なカリウムの中には、放射線を出すカリウム40という同位体があって、それらは常に体に取り込まれて、極端なことを言えば常に内部被ばくを引き起こしています。今は減ったけど、テレビのブラウン管からも放射線は放出されていました。つまり、人間というのは常に微量ながらも放射線にさらされて被ばくしている、と言っても過言ではないでしょう。

だからと言って、放射線量を気にしないでいいのかと言えば、それは違うと思います。あるよりは無いほうがいい、多いよりは少ないほうがいいに決まっています。じゃあどう線引きすればいいのか。これは難しいですよね~。ネット上も意見が分かれているようです。個人的には、僕らのようなオジサン以上(苦笑)であれば、国の定めた新基準である「一般食品は100ベクレル以下」を信じて選べばいいのではないか、と思っています。乳幼児や子供は放射線に対して耐性がまだまだ低い(被ばくに対する影響が大きい)ので、ゼロ、または微量(10ベクレル以下など)を基準に選べばいいのではないか、と勝手に思っています。根拠はないけど。

いずれにせよ、こんな事態を引き起こした国や東電がまだ一回も公式に謝罪していないのはどういうことなのか。特に自民党。すっかり他人事のように批判を繰り返す姿には反吐が出ます。街頭で自民党議員が民主党の原発対応を批判していた時には、「その原発を建てまくったのは誰ですか?」と問いただそうかと思ったほどです。自民党総裁の谷垣(呼び捨てかよ)がお詫びでもすれば自民党への見方も変わるんですけどね。まぁ無理でしょうけど…(苦笑)。国会議員と東電の面々は、一回土下座でもして国民への誠意を示してほしいものです。

長くなりましたが、僕の結論としては、食品の放射線量は気にしなければいけないけれども、必要以上に過敏になる必要はない、と考えています。その判断の基準にするためにも、食品には放射線量を表示させてほしいと思います。売れなくなるから難しいかな。でも、これからずっと放射線とは付き合っていかなければならないので、それらにどう対処してくのか。国も、僕らも、考えていく必要があると思っています。

雨なのに、夕方から仕事です。ふぅ。それでは、また。
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