寒くなりましたね

毎度です。前の記事で「思いのほか暖かい」なんて書きましたが、あれから急に寒くなって、自転車で通勤していても体が十分暖かくならなくなってきました（寒）。会社でも軽い風邪をひいたマスク姿の社員がぽつぽつと見られるようになりました。幸い娘の通う学校からはそのようなウワサは聞こえてきませんが、皆さまも体調を崩さぬよう、ご自愛を。

以前絵を見に行ったという話を書きましたが、その時に見られなかった高橋由一の鮭の絵をどうしても見たくて、再度美術館に向かいました。

今度は受付で「こちらではないですか？」と聞かれずに（苦笑）、普通に500円を払って入りました。高橋由一のコーナーは入ってすぐです。すぐに鮭の絵が目の前に現れました。

…すげぇ。こいつはすげぇ。

ここに飾られているのは紙や布ではなく、木の板に書かれた珍しいバージョンでした。写実的に書かれてはいますが、徹底的に写真のように描かれてはおらず、手書きの風合いが残されています。これが意図的かどうかなのかは僕にはわかりませんが、写真以上に存在感があるというか、思わず視線が釘付けになるチカラがありました。

特に惹きつけられるのが鱗（うろこ）などのハイライトの部分。えぐられた腹部のシャドーとのコントラストが素晴らしい。銀色に輝く鱗が、鋭利な包丁で切られた切り口の生々しさも相まって、まるでさも本物であるかのような存在感を醸し出しておりました。こいつはすげぇ（驚）。他のお客さんも鮭の絵の前ではしばらく歩みを止めて見入っておりました。

これで500円は安いものです（笑）。前にも書きましたが、ほかにも田村宗立や黒田清輝、岸田劉生などの絵が飾られていたので、もう一度ゆっくりと鑑賞させていただきました。中には価値を理解できない絵もありましたが（汗）、そういう体験も含めて、美術館での絵の鑑賞は楽しいものです。みなさんもお近くで絵を見られる機会がありましたら、ぜひ足を運んでみてください。新しい体験ができますよ。

昨日、うちのしょぼしょぼドリームツリーの飾りつけをしました。

しょぼいなー（苦笑）。ま、これ以上お金をかける気はあまりないので、しばらくはこんな感じでゆる～く続けていこうと思っております。

今日はお休み。曇り空。星見の予習でもしようかな。それでは、またっ。