空気読めよ

なんだかプロ野球の開幕問題がこじれているようです。セ・リーグの開幕時期について文部科学省から難色を示されたことに対して、読売の滝鼻卓雄オーナーは「開幕はお上が決めることではない」と逆に難色を示した…というものです。

だーかーらー、空気読めよ。誰も開幕するなとは言ってなくて、野球をやるのは結構だけど、頼むから東京ドームで試合をするのは電力事情が改善してからにしてくれ、と言っているんだけどなー。東京近隣の人たちが停電でしんどい思いをしている最中に、照明と空調をガンガンに効かせたドームで野球なんかされたら、そりゃあ停電している地区の人は「てめー達が玉遊びするために停電に協力してるんじゃねーよっ！」って怒るでしょう。要は、東京ドームではなくて違う球場でやればいいだけの話なのに、わかんないかなー。そりゃあ東京ドームで仕事をしている人たちのこととか、主催ゲームで収益を確保したいという気持ちはわからなくもないですが、今は事情が違います。収益を犠牲にしてでも現状に配慮すべきだと思います。開幕はOK、ドームはNo。答えはシンプルです。

気温が少しずつ上がってきて、場所によっては気の早い桜の木が花を咲かせたりしていますが…春を迎える高揚感がわいてこないのがつらいです。でも、少しずつ、復興のニュースも流れてきています。僕たちもできることを、ひとつずつ、少しずつ。被災地の方々の一日も早い復興を、お祈りしております。