針のむしろ

12月になっちゃいましたね～。師も走ると書いて師走。昔の人の造語力というか、創造力には感心させられます。

ソフトの試合に行ってきました。夜の試合だったのでけっこう寒かったのですが、グラウンドを一周走るとぬくもるよ～と言われ、走ってみたらぬくもりました。走ってみるものです。

走ったあとにキャッチボールを始めたのですが…なにかが違う。なんだろう、この違和感は…と思っていると、チームの誰かが「ナイターだと距離感が昼間とは違うからね～」と言っているのが聞こえました。なるほど！と思わず納得。軽くフライ気味の球を投げてもらうと、うまく表現はできないけれど、近づいてくるボールが自然に向かってこないというか、不思議な感覚です。なにやら嫌な予感がしてきました。こんなことで試合に出てうまくいくのだろうか…という、不安です。

その不安はまもなく的中します。ゴロの球を投げてもらうと、うまくキャッチできません。これは距離感うんぬんというよりも、何年もろくに練習なんかしていなかったので、転がるスピードやグラウンドの不規則なバウンドにまったく対応できないのです。ますます不安は高まり、ここに来たことを後悔する感情まで湧き出てきました。

しかも相手チームの練習の様子を見ていると、明らかにレベルが違います。聞くと彼らは市内のリーグ戦にも出場しており、現役バリバリの連中なのだとか。ますます不安と後悔の念が強くなってきました。

いよいよあいさつをして試合開始。今まで一度もやったことのないセカンドの守備につくと、どうか玉が飛んできませんように…と念ずる自分がいました。情けないものです。しかしそんな願いも通じず、ゴロがポテポテと転がってきました。しかし…ボールは無常にも後方へ。もう、情けないやら悲しいやら…針のむしろとは、こんなことを言うのでしょう。がっくりです。

しかし…この状況は周りのチームの連中も同じのようで、フライは取れない、ストライクは入らない、ゴロは取れない…なんだか、相手チームに申しわけない気持ちになってきました。

ようやく試合が終わりましたが…得点差は数十点対０点。もちろん０点は僕らのチームなのですが…相手が数十点というのは、10点目くらいまでは数えていたのですが、それ以降は点を取られすぎるので、もう数えることをやめていました。情けないものです。

教訓。試合の前にまず練習。少なくともきちんとアウトが取れるようになるまでは、練習を積み重ねるべきでしょう。これからするのかは、わかりませんが（苦笑）。

今日は会社を休んぢまいました（笑）。わはは。それではまた。