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思い立って、桑瀬峠へ [登山]

昨日、朝9時ごろ和室に掃除機をかけて、布団にも掃除機をかけてひと汗かいた時のこと(まるで主婦やな)。ふと、

「ひと汗かいたな…台風一過でお天気もいいし…そうだ、山でも行こうかな」

なんて思い立って、

「今から行って帰ってこられるといえば、ピークハントは難しそうだから、桑瀬峠か銅山越えのどちらかだな…銅山越えは5月に行ったし、じゃあ…」

ということで、桑瀬峠(1,451m)の往復に行くことにしました。思いつきとはいえ、我ながらアホですな(苦笑)。

部屋を片付けて大急ぎで道具をそろえて、10時少し前にあわてて出発。スーパーで飲み物とおにぎりをふたつ買い込んで寒風山トンネルに向かいます。

今は寒風山トンネルといえば、寒風山の登山口の目の前にある旧トンネルと、全長5キロにも及ぶ新トンネルのふたつがありますが、新トンネルの手前(愛媛県側)から左手に入って旧トンネルを目指します。

台風一過で木々の切れ端がたくさん落ちていて気を使います。あと、石ころも何個か落ちていて落石の危険度の高さも感じてヤバそうでしたが、なんとか旧トンネルにたどり着き、登山口まで来ることができました。道のりの安全性でいえば新トンネルの高知県側から登山口に向かったほうが、道幅も広くていらぬ気を使わずにすみそうです。

そそくさと準備をして、11時ちょうどに登山を開始しました。寒風山の登山口(1,120m)です。
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10数年前に会社の連中と初めて登山にチャレンジしたのがこの寒風山だったのですが、ペースも何も考えずにダッシュで登り始めて10分で気分が悪くなってダウンした記憶が鮮明に残っています(爆)。ダウンした時に座り込んだベンチ状の木が今でも残っていました。
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天気も良くて気温も高かったのですが、桑瀬峠までは樹林帯の中を歩くので涼しくて気持ちのいい登りです。途中でキノコを発見。
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幻想的にうまく撮れました。

木々の間からはまるで夏山のような風景が。
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ま、7月なんで、もう夏といえばそうなのかも(笑)。

花にも出会いました。名前は…わかりません(苦笑)。
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桑瀬峠の手前まで来ると、涼しげな雲がお出迎えです。
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南側を望むといい景色。切り開かれた林道が少々残念ですが…(苦笑)。
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登り始めて約1時間で、桑瀬峠に到着です。広々とした笹原が広がって、いかにも「峠」といった風情です。
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写真撮りながらだったので、ま、タイム的にはこんなもんかな。

てなわけで、思いつきで登ったのですが、いい運動になってよかったです。ただ…下山していたら午後1時から登り始めたと思しき(おぼしき)登山者とすれ違いました。時間、遅すぎやしませんか?夏山の天気が崩れるのは午後2時からと相場が決まっています。登山はリスクを避けるのも技術のひとつです。リスクは避けらるのならそうしたほうがいいと、思います。

今日は休んじまって(爆)まったりしています。夜は夜市に行く予定です。ではまたっ。
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西赤石山に登ってきました [登山]

いやー、今日から5月ですね~いや、昨日から5月か(汗)。なんか、更新頻度がひと月に1回、なんてなってきているような気が…(大汗)。ま、ぼちぼち辞めずに続けようとは、思っております(苦笑)。

先月末の30日、久々に山登りなんかしてきました。今日の2日も候補日だったのですが、僕の都合で30日にしました。うーん、今日は快晴か…今日にしとけばよかったかな(涙)。目的地は西赤石山。標高1,626mで、赤石山系の西の盟主です。

西赤石山には過去2回ほど登っているのですが、そのいずれも別子の日浦登山口からでした。今回は日本のマチュピチュで有名な東平(とうなる、標高750m)から入山して、一本松(970m)から兜岩(1,500m)を経由して山頂に至るルートにチャレンジしました。

この日の目的のひとつが、ゴールデンウィークの頃に見ごろを迎えるアケボノツツジを見に行くことだったのですが、中腹ではご覧のように、
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ある程度咲いていたのですが、兜岩の辺りではまったく咲いていません。理由は兜岩から山頂に向かう途中でわかりました。なんと…
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まだ雪が残っているのです(驚)。3月に降った雪がまだ残っているなんて、よほど山は寒かったのかな。

今日は快晴なのですが、この日の山の天気といえば…
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視界不良(涙)。ま、雨が降らなかっただけマシか。この日は午前8時に入山して、午前11時に登頂しました。ちょっと時間かかり過ぎかな。山頂ではお湯を沸かしてカップラーメンを食べて、おにぎりを3つも食べました。食べ過ぎでちょっと苦しかったです(呆)。

大休憩して下山です。下山は銅山越(1,294m)を経由して角石原(1,000m)を通って馬の背コースを下るルートです。

銅山越の辺りは風が強いためか高い木がありません。標高は1,300mほどなのですが、
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まるで高山にきたような雰囲気が味わえます。おまけにここにはアルプスにしか生えていないような高山植物がたくさんあって、その代表格がコレ。
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ツガザクラです。ここが日本での南限と言われています。

銅山越まで来たのはいいのですが…ルートがわかりません(汗)。今日は槍ヶ岳に一緒に登った某同僚と来ていたのですが、ふたりとも予習していないのでさっぱりわかりません(大汗)。こんな時にはスマホです(爆)。同僚のiPhoneを使ってルートを確認して、なんとか下ることができました。そういえば、
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こんな看板、登山口にありました(爆)。写真撮っとけばよかったかな(この写真は下りてから撮りました)。うーん、登山者としては失格ですな(苦笑)。登山をするなら地図ぐらいは持ってきておかないと。反省。

昨年の秋以来の登山だったのですが、筋肉痛も軽微でやれやれです。やっぱりスカルパのキネシスは最高の相棒で、足の裏の痛みもなく、いいですね。なんか僕が買った時は23,500円くらいだったのですが、今は円安のせいかかなり値上がりしているようです(苦笑)。大事に使わないと(爆)。

今日はお休み。明日も、明後日も、6日まで、お休みです。休みすぎ~(暇)。それでは、また。
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槍ヶ岳登山 番外編 [登山]

いやー、今日もいつもと同じように暑かったですね~(汗)。この暑さ、いつまで続くんでしょうか。予報では今週後半から少しは涼しくなるようなのですが…僕は暑さが苦手なので、早く涼しくなってくれればなぁ、と思っています。

今回は槍ヶ岳登山の番外編です。僕らが北アルプスに向かった7月30日、中央アルプスで韓国人4人が遭難、死亡したというニュースを、僕たちは帰ってから知りました。

そういえば…韓国人、たくさんいましたね~。槍ヶ岳山荘には20人ぐらいの韓国人の団体が宿泊していましたし、登山道でも「アニョハセヨ」とあいさつをする韓国人とたくさんすれ違いました。10年前に常念岳に登った時には韓国人なんていなかったような気がするのですが…。

なんでも韓国では今は空前の登山ブームらしいのですが、韓国には最高でも1,950mの山しか無いらしいのです(石鎚山より低い!)。なので、比較的近くで3千メートルを超える高峰があって、登山道などもきちんと整備されて山小屋などの宿泊施設が充実している日本にたくさんの韓国人が団体でツアーを組んで訪れている、といった状況のようなのです。

中央アルプスでの遭難の話を聞いて、そういえば、と思ったことがあります。僕らが槍ヶ岳山荘を出発する日の朝には雨が降っていました。そんな中、韓国人パーティのほとんどはきちんとした雨具を着ていたのですが、二人ほどが、まさかのコンビニで売っているような白いナイロン製のちゃちなカッパを着て出発しようとしていました(驚)。おいおい三千メートルの高所でマヂかよ、死ぬぞ、と思って少し気になったのですが、7時には雨が止んだので彼らは事なきを得たのでしょう。ニュースなどに彼らが遭難したという話は出ませんでした。

もしかしたら、彼らのツアーの規約の中には、最も基本的であろう「雨具を持参していない者は登山を行わせない」という規約は入っていないか、または入っていてもそれを守らずに登山を行わせているのではないかと推測されますよね、状況を見る限りでは。もしかしたら今後も韓国人登山者の増加に伴って、遭難などの事故も増えるのではないでしょうか。あくまで登山は自己責任なのですが、韓国からの登山者には先のような遭難を防止するための規約を徹底させるように働きかけるとか、必ず山岳保険の加入を義務付けるなどの対策をとる必要が出てくるかもしれませんね。ま、これらは僕自身にも言えることです。高所では油断していなくても遭難などの危険は常に隣り合わせです。年齢も重ねていきますし(汗)、事故の無いよう、気を引き締めて登山を楽しんでいければ、と思っています。

明日からお盆休みです。予定、まったく無しです(苦笑)。ま、お墓参りぐらいには行くつもりですが…さて、どうしますかね。それでは、また。
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槍ヶ岳登山 3日目 [登山]

毎日毎日毎日、あっづいですね~(汗)。今日、高知県では41度を記録して観測史上最高記録を更新したようですが(驚)、どーなってるんでしょ。いい加減涼しくならんかな。会社から帰って南の山を望むと…
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見事な積乱雲。夏もど真ん中、って感じです。

槍ヶ岳登山もいよいよ3日目。この日はひたすら上高地まで22kmの道のりをひたすら下ります。夜明け前に起きて外に出てみると…
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ご来光を見ようと穂先に登る人のヘッドランプの明かりが見えました。すごいなぁ。でも、この日は残念ながらご来光は見えませんでした(涙)。残念。しかしこの日の朝は昨日は見えなかった、
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笠ヶ岳を見ることができました。南東方向を見下ろすと…
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この日の下りのルートを見渡すことができました。それにしても…長いな(苦笑)。写真の右奥の谷底が上高地です。がんばらないと。

そんなこんなで夜明け前の風景を堪能したあと、朝ご飯を食べて出発の準備を済ませて土間に出て見ると、なんかみなさん雨具をつけているではありませんか。まさか、と思って外を見てみると…まさかの雨(涙)。笠ヶ岳に雨雲がかかっていたのでもしかして…とは思ったのですが、予報が当たっちゃいました。観望天気は当たるものですね。仕方なく雨具をつけて、予定より少し遅れて雨の中、6時半に山荘を出発しました。

雨の中、ガレ場を下るワタクシです。
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しかし、下り始めて30分もすると雨が止んで明るくなってきました。
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明るくなるとお花畑が眼前に広がっているではありませんか。
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キレイです。昨日は強風とガスで見えなかった景色ですが、見えていたら登りで少しは元気が出たかも。昨日は撮れなかった雪渓もバッチリ撮れました。
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昨日の悪天候で撮れなかった写真をバチバチ撮りながら下っていったのですが、ふと振り返ると、
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まるで山岳雑誌に載っているような風景が広がっています。っていうか、どこを撮っても絵になります。やっぱり北アルプスはその辺の山とはスケールが違います。来てよかった。

谷間の下山路をひたすら歩くワタクシ。
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背中に背負っているのはオスプレーのエクリプス42です。10年前に斬新なデザインと機能性でヒットしたザックです。パッキングが適当でもコンプレッションパネルで締め付ければ安定するずぼらさが大好きで、お気に入りのザックです。

ひたすら下ってちょうどお昼頃、横尾に到着しました。なんか、高山という神聖な世界から世俗にまみれた下界に降りてきた、という感覚が全身をつつみこみました。これは10年前に蝶ヶ岳から徳沢に降りてきた時にも感じました。夢の世界から現実の世界に引き戻された感じ、と言ってもいいかもしれません。

横尾からはストックもしまってひたすら平坦路を歩くのみです。でも、徳沢では…
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アイス、うまいです(笑)。そんな寄り道をしながら下り始めて8時間半たった15時頃、ようやく上高地のかっぱ橋が見えてきました。長い長い槍ヶ岳登山が終了した瞬間です。しんどかった~。でも、無事に登山が完遂できてよかったです。

今回の登山は雨あり、風あり、岩場ありとバリエーションに富んでいて、とっても楽しく、いい登山でした。何事もなくピークを越えるだけでは味わえない充実感がありました。やっぱりハードルが高いほうが楽しいし、面白いですね。てなわけで、帰りの電車の中で「次は穂高だ!」と同僚と次の目標を決めてしまいました(笑)。ただ…穂高岳はレベルが違いそうですね~(汗)。例のアウトドアショップの店長さんに槍ヶ岳登山の報告のメールをすると、

「穂高、剣岳は槍ヶ岳より難しいので、できればクライミングの練習をすることをオススメします。」

との一文が(汗)。確かに。ちょっとは練習したほうがいいかもしれません。ま、次は1年後かそれ以降になりそうなので、それまでに練習をしておこうかとは思っています。

これで槍ヶ岳登山の記録は終わりです。ふう。長かった(苦笑)。次はたぶん番外編を書く予定です。それでは、また。
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槍ヶ岳登山 2日目 [登山]

槍ヶ岳登山の2日目です。2日目の朝4時頃に目が覚めると…朝から大雨(涙)。槍沢ロッヂには1階にパソコンがあってネットで天気予報などが見られるのですが、予報も芳しくありません。しかし、僕らに予備日などというものはありません。大雨とはいえ、行動に支障をきたすほどの雨は降っていなかったので、雨具を着こんで予定通り朝の6時に宿を出発しました。

しかし…実を言うと、大雨の中の登山行動はこの時が実は初めてでした(…!)。本音はちょっぴり不安でした。暑くて大変なんじゃないか、とか、何事もなく動けるのだろうか、とか、表向きは平静を装っていましたが、不安でした。

しかし…実際に登山を始めてみると、あまりに普通に行動できて、びっくりです(驚)。高所なので涼しかったのと、最近の雨具の性能もあったのでしょう。何事もなく行動できます。まぁ、僕の雨具は予算の都合で(汗)オンヨネのベーシックモデル(定価9,900円)だったのですが、極限状態でなければゴアテックスでなくても十分なようです。同行の同僚は同じくらいの値段のモンベルの雨具でしたが、そちらも問題は無かったようです。

沢に出ると雪渓が残っていて、いかにも北アルプスといった風情です。
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でも、大雨(涙)。写真もろくに撮れませんが、しかたないっすね。

しかし…しんどい(苦笑)。石鎚の時からろくにトレーニングもしていないので、しんどいはずです。しかも槍沢ロッヂから標高差1,200mをひたすら登るのですから、しんどくて当然です。息を切らせながら登ります。

大曲を越えて森林限界を越えたあたりまで来ると、雨が小雨になってきました。
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景色がきれいです。

しかし…このあたりから強風が吹き始めて、瞬間的に突風が吹いて歩けなくなるほどです。不幸中の幸いというか、すでに雨具をつけて行動していたので寒さに凍えることもなく行動できたのはラッキーでした。突然の天候の変化に対応するのは難しいですからね。

突風の中、平静を装う私です(苦笑)。
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そんなこんなで疲労の中、なんとか11時40分頃に槍ヶ岳山荘に到着しました。5時間40分というタイムは歩みが遅かった割にはまずまずのタイムです。

しかし…ガスで槍の穂先がまったく見えません(涙)。疲労もあったので、とりあえずお弁当を食べながら休憩して、時機を待つことにしました。

そしたら13時頃、徐々にガスが晴れてきて、穂先が見えてきました!
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そしてついに…
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はっきりと穂先が姿を現しました!これはアタックするしかない!ということで雨具を着こんでアタック開始です。

穂先の基部に取りつきます。
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下から見ていると、いかにもおっかなそうで、ドキドキです。しかし、意を決して登り始めます。

登り始めると…
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高度感があって、めちゃめちゃ怖い(涙)。序盤はそうでもないのですが、登りの途中で山荘側から小槍側に回り込むのですが、回り込むと足元がすっぱりと切れ落ちて、落ちたら数百メートルは落ちそうです。富山県警のヘリ出動間違いなしです(涙)。しかし…登らないわけにはいきません。同僚やほかの登山者と話しながら怖さを紛らわせながら(苦笑)登ります。

個人的に登りで一番怖かったのは登りの最初のハシゴの手前です。右手側はきちんとホールドがあるのですが、左手側にはホールドがありそうでないのです。仕方なく「えいやっ!」と登りましたが…ちょっと心臓ドキドキでした(涙)。

そしてなんとか登って最後のハシゴを登り終え…
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頂上です!怖かったけど、うれしいですね~(笑)。苦労がいっぺんに吹き飛ぶ瞬間です。しかし…僕らはけっこうビビっていたのですが、頂上にいた年を重ねた(笑)おばさまがビールのチビ缶をぷしゅっと開けて乾杯していたのにはびっくりしました(驚)。まだ下りもあるのに…レベルが違います。脱帽です。

ガスっていたので眺望はあまり良くありませんでしたが、いくつか写真を。頂上から見た山荘です。
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高度感ありますね~。東を望むと10年前に登った常念岳がわずかに眼下に見えます。
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西に目をやると西鎌尾根です。
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いつかは銀座コースも歩いてみたいものです。

30分ほど頂上に長居していたのですが、そろそろ下山です。登りの途中で玄人っぽいお姉さんと話をしたのですが、「下りは思ったほど怖くないですよ~」とのこと。実際に降り始めてみると…
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確かに怖さは和らいでいます(驚)。怖さがマヒしたのでしょうか?課題を冷静、かつ順調にこなしていく自分がいます。うーん、下りに事故が起こる遠因はこんなところにあるのかも。少しは怖さを感じている方が安全なような気はします。ま、そんなこんなで無事に降りてきて、穂先のアタックは無事に終了しました。

降りてきて小槍とともに大槍を写真に収めました。
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威厳がありますね。いい姿です。次はいつかは穂高、剣岳と、より困難な山に挑戦したいですね。

2日目は無事に槍ヶ岳の登頂に成功して、3日目の上高地への長い下りに備えて休みます。憂鬱(苦笑)。続きは3日目に。ではまた。
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槍ヶ岳登山 1日目 [登山]

毎度です。毎度毎度、あっづいですな(汗)。夜、日が落ちてから外へ出ても「むわあっ」と熱気と湿気が肌にまとわりつくだけで涼しさなんて感じられないほどです。予報ではお盆ぐらいまではこの暑さが続くとか。なんとか早く過ごしやすい気温になってほしいものです。

写真が手に入りましたので、半ば義務感で(汗)槍ヶ岳登山の模様を書いていきます。ネットにはごまんとこの手の紀行文があふれているので、参考になるかはわかりませんが…(黙)。概略はこの前の記事をご参照くださいね~(単なる手抜きとも言いますが…)。

登山開始前日に上高地に入って一泊し、登山開始日のこの日は朝8時の出発です。この日は槍沢ロッヂまでの行程なので、標準コースタイムが約4時間と余裕があって、早立ちの必要がないのです。

宿を出てかっぱ橋から穂高岳方面を見上げます。
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とてもいいお天気。暑くなりそうですが、上高地の標高は約1,500m。とっても涼しかったです。

かっぱ橋から梓川の北側の遊歩道に入り、明神、徳沢、横尾とそれぞれ約1時間のペースで上高地の遊歩道をひたすら歩きます。横尾までの道は多少のアップダウンはあるものの、ほぼ平坦な道をひたすら歩くだけなので、実はかなり単調なのですが、1時間おきにチェックポイントの宿が現れるので、リズムが取りやすいのが救いです。

横尾には11時過ぎに着きました。
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道標を見ると、上高地まで11km、槍ヶ岳まで11kmとあり、ここが槍ヶ岳まで地図上では半分の地点になるようです。そんなに歩いたのか~という気持ちと、まだそんなにあるのか~という気持ちが同時に沸き起こります(汗)。しかし進まないと着かないので、休憩を取ったら出発です。

横尾を過ぎると遊歩道という趣きはなくなって、道が細く悪くなって、いよいよ登山という感じになってきます。途中槍見沢で槍の穂先が見えましたが、写真を撮り忘れました(涙)。実はこの後、天気の都合で槍の穂先を見ることができたのは槍ヶ岳山荘にいる間だけになるとは、この時は知る由もありませんでしたが…(涙)。

一の又、二の又を過ぎると傾斜が増してきて、なんだかしんどい(苦笑)。息を切らせながらがんばって歩いて、ようやく13時過ぎに槍沢ロッヂに到着しました。5時間はちょっと時間かかり過ぎかな(汗)。

宿に着いたらとりあえずビール(笑)。350mlで500円。こんなもんかな。今日はゆっくり休んで明日のアタックに備えて休みます。この後は雨の2日目に続きます。ではまた。
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槍ヶ岳に登ってきました [登山]

お久しぶりです。相変わらず暑いですね~(汗)。しかも大気の状態が不安定なのか、いきなり雨が降り出したりするし、なんだかよくわかりません。ま、体調壊さないようにみなさんも気をつけてくださいね~。

先月の末から会社の同僚と二人で長野県の北アルプスに出向いて、槍ヶ岳登山にチャレンジしてきました。そして無事に登頂も果たしてきました(喜)。今は手元に写真がないので、今回は速報代わりに概略のみ書いておきます。

今回のルートは、

上高地 → 槍沢ロッヂ(泊) → 槍ヶ岳登頂 → 槍ヶ岳山荘(泊) → 上高地

のいわゆる槍沢ルートで、健脚者なら槍沢ロッヂの一泊を飛ばして一泊二日で帰ってこられるのですが、僕らは体力に自信がないので(汗)、余裕を持った二泊三日の日程でチャレンジしました。

1日目は上高地(標高1,500m、以下同じ)を8時に出発して槍沢ロッヂ(1,820m)を目指します。この日はとてもいいお天気。ルートには危険な個所がまったく無いので、13時前に槍沢ロッヂに無事到着しました。

2日目は起きると大雨。天気予報もイマイチでしたが、僕らに予備日などというものはないので(涙)、とりあえず槍の肩までは行こう、ということで雨具を着こんで6時に出発。大雨の中の山行は初めて(驚)でしたが、意外と普通に行動できました。しかし…やっぱりしんどい。息を切らせながらぽてぽて登っていたのですが、森林限界を超えて天狗の原への分岐を超えた頃でしょうか…雨は止んでいたものの、ガスが巻き、強風が吹き荒れ始めました!瞬間的に突風が吹いて歩けなくなるほどの強風です。軽装でなくて良かった。そんなこんなでカタツムリのような歩みの中、11時40分頃に槍ヶ岳山荘(3,080m)に到着しました。

しかし…風は強いし、ガスのために槍の穂先はまったく見えません(涙)。まぁ疲れもあったので山荘でお弁当を食べながら休憩していると、13時を過ぎたころからガスが晴れてきて槍の穂先が見えてきたではありませんか!このチャンスを逃してはいけないということで、雨具を着こんで穂先にアタックを開始しました。

穂先に取りつくと…やっぱりこえぇぢゃん(涙)!岩肌に取りついてしばらく登ると山荘側から小槍側に回り込むのですが、小槍側は足元が数百メートル以上切れ落ちていて、落ちたら確実に死ねること間違いなしです(涙)。ビビりながらも三点支持を心がけながら登ること約40分、14時過ぎに槍ヶ岳(3,180m)に無事登頂を果たしました!

山頂は10畳ほどの広さでしょうか。狭いです。狭いうえに山頂の縁からすっぱりと断崖絶壁になって下界まで切れ落ちているので、立つと怖いっす(恥)。ふと見るとご年配のおばさまがリュックからビールのチビ缶を取り出して乾杯するとか(驚)。まだ下りもあるのに…僕らとはレベルが違います。脱帽です。

さて下りです。登りの途中でしゃべったお姉さんの話では、下りは意外と怖くないものですよ~とのことでしたが、確かに怖くありません。怖さがマヒしたのでしょうか。冷静に課題をこなしていく自分に驚きです。本当は少し怖さを感じている方がいいのかもしれませんが。そんなこんなで無事に穂先から降りてきて、槍ヶ岳を無事に制覇することができました!

3日目はひたすら上高地まで下るのみです。標準のコースタイムは6時間半くらいなのですが、2日目に写真を撮れなかった分ばちばち撮りながら下ったので、6時半に出発して上高地に到着したのが15時と、8時間半もかかってしまいました(笑)。ま、無事に下山できたからヨシとしますか。

とうわけで無事に槍ヶ岳登山完遂です。速報の割に長すぎですな(苦笑)。ま、いいか。写真が手元に来たらぼちぼち詳細をアップする予定です。予定、です(苦笑)。

今夜は夜勤です。まだ筋肉痛、痛いです(涙)。でも、スカルパはいい働きをしてくれて足裏は痛くもかゆくもありません。自分にとってはまさにベストな靴でした。それでは、また。
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体力不足じゃなくて熱中症だったのかも [登山]

前の記事で、石鎚山に登った時に体力不足で息が切れて、頂上直下で足がつって行動不能になるかと焦った…といった感じのことを書きましたが、どうやらそれは体力不足というよりも、いわゆる熱中症だったのではないか、と思い始めています。

というのは、この話を例の登山大好きなアウトドアショップの店長さんにメールですると、こんな答えが返ってきました。

足のつりですが、この時期の四国の山では気温が高く、どうしても体内の血中酸素濃度や水分補給の問題、ミネラルの欠乏によりこういった状況が誰でもおこります。時間に余裕を持って水分、ミネラルの補給がきちんとなされれば大丈夫と思います。体力うんぬん的な要因では無いかと推測されますので、安心して登山されれば良いかと思います。

そういえば、と思って思い返してみると…

・ロープウエーを降りて登り始めた時から、序盤なのにけっこうな汗をかいていた(同行の友達に指摘されていました)。
・そういえば…登り始める前に水分の摂取はしていなかったなぁ。
・休憩の時には立ちくらみ、吐き気といった酸欠、または脱水症状を呈していた。
・頂上に着くまで汗が止まることはなく、そういえば体がほてっていて体温は高かったかも。
・頂上について大休憩を取って、水分を取って食欲はなかったけど無理をして軽く食事をとったら、不思議と楽になった。

うーん、熱中症一歩手前ですよね~(汗)。やばかったぢゃん(焦)。最後に食事をとって楽になったというのは、おそらくミネラルの補給がなされたからと推測できますよね。自分にもこんな危険なことが起こりうるとは。油断は禁物ですね。日帰りで症状が治まったので無事に帰ってこられたけど、長期縦走なんかした時に熱中症になんかなったら、最悪命にかかわります。中高年のみなさん、自分だけは大丈夫なんてことはありませんので、この時期の登山では十分お気をつけくださいませ。

明日も朝から仕事です。ふぅ。それでは、またっ。
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登山靴のソールが破損 [登山]

毎度です。あづいですね~(汗)。梅雨明けした途端、真夏です(汗)。容赦ないですな(苦笑)。ま、日本の夏といえば、もはやこんなもんです。あきらめるしかありません。

そんな真夏の暑さの中、ちょっと山登りなんぞに行ってきました。実は今月末に勢いあまって槍ヶ岳(3,180m)登山なんぞに行くことになっておりまして(焦)、最近山登りなんかしていなかったので、あわてて足慣らしというか、使う筋肉に負荷を与えておこうと思って、行ってきました。

目的地は銅山越えです。西赤石山に行こうかとも思ったのですが、夕方にちょっと用事があるので、1,294m の銅山越えの往復なら夕方までに十分帰ってこられるし、足慣らしにも十分でしょう。

てなわけでちょっと遅めの9時50分に登山口に着いたので、そそくさと登山靴を履いて準備をして、ゆっくりと登り始めました。

別子銅山の旧跡をめぐりながら30分ほど歩いた頃でしょうか…なにやら左の足元に妙な違和感が。なんだろう?と思って見てみると…

んげぇ!? 登山靴のソールがはげてるやん!!!(驚)

てなわけで、涙の下山です(涙)。無理して登ってソールが完全にはがれ落ちたら下山もままなりません。登山は無理をするとロクなことがありませんからね。

僕の使っている登山靴はシリオの P.F.420-GTX です。10年ほど前に購入しました。
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取り扱い説明書によると、靴底に使用されているポリウレタンミッドソールは、加水分解により劣化し、破損する恐れがあるので、3年以上経過したものについては必ず使用前に点検し、異常のないことをチェックするように、とわざわざ書いてあります(汗)。ポリウレタンの加水分解については知っていたので、点検はしていたのですが…壊れる時ってこんなものですよね。ちなみにこんな感じです。
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トホホです(涙)。でも、これが槍ヶ岳を登っている時に起こったとしたら、もう目も当てられませんよね~。だから、ある意味ホッとしています。ただ、シリオによると靴底の張替えには1か月ほどかかるんだとか(涙)。うーん、これは買い替えかも(貧)。旅費以外の出費は想定していなかったので、痛いです。ま、安全には替えられないので、買いに行くことにしますかね。

今日はお休みです。あづいなぁ(汗)。それでは、また。
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