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ムーヴキャンバスに2か月ほど乗ってみて(主に悪口)

お久しぶりです(汗)。もうすぐ11月ですが、朝晩はだいぶ寒くなってきましたね〜。通勤する時には上着が必須となってきました。風邪などひかぬよう、みなさまご自愛を。

というわけで、ムーヴキャンバス。買ってからもうすぐ2か月になりますが、試乗だけではわからないことがだいぶわかってきましたので、ここでまとめて書いておこうかと思います。お金もらってるわけではないので、好き放題書かせていただきます(爆)。

まずはドライビングポジション。買った時には一番上まで上げたら…と書きましたが、そこまで上げなくてもそれなりのポジションが取れることはわかりました(僕の身長は172cm)。ただ、やっぱり上方視界は狭く、信号やカーブミラーは見にくいです。あと、左前方の視界もバックミラーが思いのほか低いためか、意外と見にくい。極端な言い方をすれば、まともに見えるのは真正面だけ、なんて言われても仕方のない視界の狭さです。これは多分デザイン優先の弊害だと思われるので、次期モデルでは要改善ポイントです。

あとはやっぱりペダル類に違和感を感じます。とにかくブレーキペダルがアクセルペダルに比べて前に出過ぎ。注意せずにブレーキを踏むとガツンとやってしまいます(苦笑)。これは多分トヨタの悪いDNAが組み込まれたのではないかと思われます(もしかしたら初期制動が強すぎるのかも)。あと、これは前に書きましたが、アクセルペダルの支点の位置が悪く、自然にブレーキからアクセルに足を移すと、支点につま先がかかってアクセルをきちんと踏めません。意識して足を手前に持って行く必要があります。この辺りのペダル配置も要改善です。

次に動力関係。燃費は思いのほか良く、インパネに表示されている実燃費は17km/リットルです。カタログ燃費と乖離があるのは常識ですので(苦笑)、これだけ走れば上等のような気がします。

あとは肝心の走りですが、市街地ではスムーズに走らせるのが意外と難しい。これはCVTの悪癖だと思われます。CVTのベルトの位置によってエンジンブレーキのかかり方が大きく変わるので、減速時にカクカクしてしまいます。あと、止まる直前にアイドリングストップでエンジンが止まると、ブレーキがカクっと強くなり、スムーズに止まれません。これはなかなか大変です(汗)。スムーズに走らせるには、巡航時から止まる時に短い制動距離で止まらせる必要があります。僕は前の様子を見ながら割と手前でアクセルを緩めて止まるタイプの運転をするので、どうしてもカクカクとなってしまいます。前のムーヴの時にはこんなことは無かったのに。

あと、スピード感に乏しい点が微妙に危険です。CVTなので加速感があまり感じられず、いつの間にか60km/hを超えている、といった具合です。センターメーターが見にくいのも一因かもしれませんが、初期設定でナビが60km/hを超えると警告を出すようにしているのも納得です。ただ、背が高い割には重心の高さはさほど感じられないので、限界は低いものの、峠道などでは意外と楽しめます(笑)。でも、調子にのると超アンダーステアが出て怖い思いをするので、やっぱりのんびりした走りに徹するのがいいと思われます。

というわけでまとめですが、カタチに惚れて、走りなんてどうでもいい、ただ普通に走ればそれでいい、という女子にはオススメできますが、やっぱり車は走ってナンボ、と思われている人には、うーん、積極的にはオススメできないかな、といったところです。背の低い女子に合わせたドライビングポジションと視界は、背(と座高)が高い男子にはしっくりこないはずです。まぁまだ2か月ほどしか乗っていないので、慣れればもっとスムーズに走らせられるかもわかりませんが、今はその姿がイメージできません。買っといてなんですが(大汗)。あ、そういえばシートの座面が思いのほか短く、太ももに圧迫感を感じます。これも背の低い女子に合わせた弊害かもしれません。

てなわけで、乗るのが女性がメインでなければ、違う車を買ったほうが幸せになれそうです。うちの場合は95%以上嫁さんが乗るので、特に問題ありません(爆)。軽自動車を設計される方は、万人の合わせるのは無理としても、せめて180cmくらいの人までは普通に運転できるように設計してほしいものです。

なんか悪口ばっかりつらつらと書いてしまいましたが、ムーヴキャンバス、見た目はかわいいし、それなりに普通に走るので、乗るのが女性で、実用車にかわいさを求める人にはオススメできそうです。設計者も素人に文句を言われて大変でしょうが(爆)、素人の戯言と思ってスルーしてくれれば幸いです。

さて、明日からまた仕事。ふぅ(汗)。それでは、またっ。
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天王星がキレイに見えました [天文]

前の記事の最後で、「今夜は晴れるかな」なんて書いたのですが、昨日は日中は土砂降りの雨が降ったり晴れ間が広がったりと、まるで猫の目のようなお天気だったのですが、日没前には晴れ上がってとてもいいお天気になりました。一週間ほど晴れ間がなく星を見ていなかったので、久しぶりに銀次(GINJI-200N)を引っ張り出して見てみることにしました。

まずは日没後の南西の空に浮かんでいる土星を見てみました。筒を向けてみると揺らぎながらもキレイに見えています。この日の午前中にたまたま光軸調整を30分かけてやっていたのが功を奏したようです。これだけ見えているなら、ちょっと嫁さんと娘にも見せてあげようと思って、ちょっと見せてみました。

Or 6mmだと見にくいので、友達から借り受けていたイーソス8mm(!)で筒を向けて、まずは嫁さんに見てもらうと、「おぉ、見えてるやん」とそれなりに驚いてくれたのですが、娘に見せると「ふぅん、見えてるやん」と、今ひとつの反応が。うちの娘は宙ガール(そらガール)にはならないようです(苦笑)。

ふたりに土星を見せた後、筒をこと座のε(ダブルダブル)に向けてみると、収差がほとんど見られず、400倍でもキレイに分離しています。ベガもエアリーディスクとスパイダーの光条を伴いながら眩しく輝いています。M57も150倍でぽっかりとリングが浮かんでいます。光軸さえきちんと合わせれば、銀次の光学系はやはり優秀なようです。これで各所の工作精度が高ければ文句無しなのですが…(苦笑)。

続いて球状星団を見ようとM2に筒を向けてみると、うーん、星々に分離せず、淡い星雲状にしか見えません。この日は空が明るく、M26もあまりよく見えませんでした。それに反してM11は微星もよく見えてとてもキレイで、近くのNGC6712も倍率を上げると見えて初見成功です。M27は淡いものの、大きく広がった姿がよく見えました。

ご飯を食べた後、天王星の視認にチャレンジしました。この日は近くに月齢10の月が煌々と輝いていて、くじら座やうお座の星が見えません(涙)。双眼鏡で見てみるとおひつじ座のハマルがかろうじて見えています。ここを起点にうお座のμ(ミュー)まではたどり着けたのですが、肝心のο(オミクロン)が見つかりません。双眼鏡の視野に目を凝らすと、かすかに輝くοが見えてきました。ここまでくればあと一歩です。星図を頼りに天王星がいるべき場所に視野を進めていくと、やや明るい青い星が見えてきました。これは間違いないだろう、ということでOr 6mm 200倍で見てみると…

おおっ!海王星のかすかな姿と違って、小さいながらも明らかに面積を持った青い惑星がぽっかりと浮かんでいます。これはなかなか感動的な光景です。地球からの距離は約28億km、光でも2時間37分ほどかかるところにいる惑星の姿はやっぱりすごいです(笑)。これは20cmという口径の力も大きいでしょう。8cmでも面積を持って見えますが、なんとなくはっきりとせず、ちょっと自信が持てないのに比べて、20cmだとよりはっきりと丸く見え、自信を持って惑星として認識できます。20cm F6のオールラウンダーの力はいいですね(笑)。

ただ…この日は月明かりがひどいのに加えて夜露もひどくて、ファインダーなんか曇って導入がろくにできません(苦笑)。一度はファインダーを外して家の中でドライヤーで乾かしたほどです(爆)。鏡筒も湿ってくるので、22時過ぎに諦めて撤収しました。ま、ここしばらくは月の影響が残るので、星見は今週末からになりそうです。

さて、連休の中日。何しようかな。それでは、またっ。
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気合入れて星見してみました [天文]

毎度です…とか言いつつ、いつの間にやら早10月。1年もあと3か月です。早いものです(汗)。こないだまで暑い暑いと言っていたのに、朝晩はもう寒いくらいで、昼間もようやく30度を超えるような暑さはなくなりました。暑さは苦手なのでやれやれです(笑)。

てなわけで、実は1週間ほど前の話になるのですが(大汗)、9月30日の夜は久々の快晴でした。土曜日で夜更かしもできるということで、日没の頃にはもう銀次を表に出して、気合十分で星見をすることにしました。

日没直後はまだ月齢10の月が出ていて空が明るかったので、まずは銀次で初めて月を撮ってみることにしました。結果はこちら。
Moon_170930.jpg
なかなかいい感じ(笑)。実はだいぶトーンカーブいじってますが(汗)、アトラス80より細かいところまでよく写っています。とはいえ、ここではリサイズして小さくしているのでそこまではわからないとは思いますが…。

次に土星の撮影にチャレンジしてみました。結果はこちら。
Saturn_170930.jpg
うーん、やっぱり難しい(汗)。20cmで明るくなったとはいえ、経緯台での固定コリメート撮影ではこれが限界なのでしょうか。それでもかろうじてカッシーニの空隙らしきものが写りかけているので、ヨシとしましょうか(笑)。

ここで一服してごはんやらお風呂やらを済ませて、月が西に傾いて空が暗くなった夜半前から再び星見を開始しました。温度順応も完璧でしょうから、揺らぎも最小限に抑えられているはずです。

東の空を見上げるとおうし座が昇ってきていたので、アトラス80を買った直後に散々苦労して見たM1を見てみることにしました。見てみると…うーん、淡い(苦笑)。なかなか難物ですが、なんとか見えています。まぁ、町中でこれだけ見えれば上等でしょう。しかも、よーく見ると何となくひし形のような形が見えています。空の暗い場所で見られればかなり期待できそうです。

続いて天頂付近にM31がいたので、G1の視認にチャレンジしてみました。G1っていうのはM31に属する球状星団で、13.7等と暗いのですが、遥か200万光年も離れた球状星団がアマチュアの望遠鏡でも見える、ということでチャレンジしてみました。

星図を頼りにG1がいるべき場所まで移動させてみたのですが…うーん、見えない(涙)。その場所に「何か」がいる、というのはわかるのですが、あまりにも暗くて、かすかに星のようなものが見えるだけです。やはり20cmでは難しかったようです。チャンスがあれば暗い場所でリベンジしてみたいです。

続いてカシオペア座周辺で見たことのない天体の視認にチャレンジしました。まずはM103に筒を向けてみると、明るいのですが小さくて見栄えがしませんでした(苦笑)。次にその近くにいるNGC654、659、663を見てみると、微星が散らばる淡いタイプの散開星団でしたが、銀次ではまずまずよく見え、特に663はM103よりも大きくて、なかなかキレイでした。

続いてM76を見てみました。10.1等と暗いので見えるかどうか不安でしたが、いざ筒を向けてみると意外と明るくてびっくりしました。31倍で視野に入れた時は明るい星にしか見えなかったくらいです(笑)。倍率を200倍に上げてみるといびつなピーナッツのような形が見えてきて、なかなか面白い天体です。次の機会には8cmで見えるかどうか確かめてみようと思います。

そうこうしていると冬の星座たちが昇ってきたので、ぎょしゃ座の散開星団トリオを見てみました。M38、36、37の順番で見ていきましたが、あらためて見てみると三つとも微星の集まるタイプで、空が明るいと見えにくいはずです(苦笑)。それでも、20cmだと暗い星までよく見え、少し倍率を上げてやるととてもキレイ。1907も見えたけど、小さくて見栄えはしませんでした(笑)。

続いて散開星団の中で一番のお気に入りのM35を見てみると、まぁキレイ(笑)。まさに星屑がきらめいてため息が出る美しさです。2158はよくわかりませんでした。次の機会に倍率を上げてチャレンジしたいです。

続いてエスキモー星雲を見てみると意外や意外、明るい星の周りをぼんやりと何かが包み込むような構造が見えてきて驚きました。8cmだとぼんやりとにじんだ星のようにしか見えないのですが、20cmだと写真で見る姿を彷彿とさせて、なかなか見ごたえがありました。

この後はオリオン座のM42とM78ウルトラの星を見たところで、丑三つ時を回って肌寒くなってきたので撤収しました。夜明けまで粘るとおおいぬ座の天体まで見られそうでしたが、さすがに体力が持たなさそうだったのでやめました(涙)。

この日は未見の天体をいくつか見ましたが、やっぱり20cmは見える天体が多くて楽しいですね(笑)。秋の天体は地味なものが多いのですが、惑星状星雲など見てない天体がたくさんあるので、晴れたら見ていきたいと思います。最近は雨がちでなかなか見られていないのですが…(汗)。

さて、今夜は晴れるかな。それでは、またっ。
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