SSブログ

火星が少しだけよく見えてきました [天文]

お盆に入ってお休みになりましたが、毎日暑いですな(汗)。ここ1週間ほどは朝晩の気温が少しだけ下がって、日中の気温も32~33度くらいと、ほんの少しだけ過ごしやすくはなりましたが…やっぱり暑い。日中は外に出る気がしません。外で作業される方は熱中症に気をつけてくださいね。

というわけで、火星です。6月後半から火星では大規模な砂嵐が発生していたようで、7月の初め頃は火星を見てもただのオレンジ色の円にしか見えなかったのですが(涙)、最接近を過ぎてお盆前くらいになってくると、少しだけ模様が見えるようになってきました。南極冠はまずまず見えて、表面の黒い模様は淡いながらも、よーく見ると見えてきます。北極付近は青色っぽく見えます。

最接近の時に写真を撮ってみました。
Mars0801.jpg
最接近翌日の8月1日深夜に撮ったものです。20cmF6ニュートンによるコンデジコリメート撮影なのでボケボケですが(苦笑)、左上が南極冠で、なんとなく黒い模様と、北極付近の青色っぽい感じはわかると思います。

先日火星を見たら、最接近の時より南極冠はまずまず見えるようになってきました。10cm屈折で見えたので、8cmでも見えそうです。8月いっぱいは視直径が20秒を超えて、土星よりも大きく、今の木星よりも明るく輝いているので、望遠鏡をお持ちの方は見てみてはどうでしょう。次の大接近は2035年になってしまうので…。

話変わって、接眼レンズ、買ったった。
SWA32mm1.jpg
SWA32mm2.jpg
笠井トレーディング扱いのSWA-32mmです。スコープテック扱いのSWA-32mmと同じ物のようです。今まで31.7mmスリーブのPL-32mmを使っていたのですが、見かけ視界が50度しかなく、実視界が1.33度しか得られず、狭いなぁと思っていたので、購入に踏み切りました。
銀次(20cmF6ニュートン)に付けると37.5倍、実視界は1.87度になります。低倍率で広視界、5mm位の瞳径が得られるアイピースとなると、焦点距離は32mm、見かけ視界は70度以上が要求されるので、安価(…笑)なコレを選択しました。最高なのはテレビューのナグラー5 31mmなのですが、8万円を超えて高価なので…(汗)。

実際に見てみると中心部は十分シャープで、目立った収差も見られず、とてもきれいに見えます。レンズ構成は基本エルフレだそうなので、抜けの良さも効いているのでしょう。星々の色合いもキレイです。ただ、良像範囲は中心部から6~7割程度で、周辺像はそれなりに崩れて、ニュートン反射なんで派手にコマ収差が出ます。

でもまぁ、コレが3万円を超えてたら文句のひとつでも言うたろか、と思うけど、1万円ちょっとの商品です。十分合格だと思います(笑)。これから使い倒していこうと思ってます。

今日の夕方はお墓参りに行く予定です。暑いし蚊も多そうなので行きたくないけど、やはり行かないとね。

まだまだ暑いので、皆さまもご自愛を。ではまたっ。
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。